2023/07/17
外壁塗装の塗り替えを失敗しないコツを知っていますか?
外壁塗装の塗り替えを失敗しないコツをあまり知らないという方が多いと思います。
愛媛県松山市の方向けに外壁塗装の塗り替えを失敗しないコツについて詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、外壁塗装の塗り替えが失敗する理由からみていきましょう。
目次
外壁塗装の塗り替えが失敗する理由

予想と異なるイメージだった
外壁塗装の色選びで一番多い失敗の原因は、予想していた色と実際の色が異なると感じることです。
色を選ぶ際には、色見本やカタログを参考にして決めたとしても実際に外壁塗装が終わった後に、思っていたよりも色が濃かったり淡かったりしていることがあります。
小さな色見本やカタログの色合いと、実際に大きな家の外壁に塗られた色とは異なる印象を与える可能性があるため、注意が必要です。
また、室内と屋外では色の見え方も異なります。
室内では蛍光灯の下では明るく見える色でも、実際は青みがかった色になることがあります。
電球色の光を使っている場合は、オレンジ色の影響を受けることもあります。
天候によっても見え方が変わるため、室内で気に入った色を見つけた場合は、屋外で確認することをおすすめします。
汚れが目立つ色を選んだ
予想以上に汚れが目立ってしまう色を選んでしまうことです。
これは外壁塗装の劣化とは異なる問題です。
例えば、白っぽい色を選んだ場合を考えてみましょう。
白い壁は、雨や風、ホコリ、車の排気などの環境要因により汚れが目立ちやすくなります。
そのため、外壁塗装後の美しい状態を保つ期間が短くなる可能性があります。
塗料の色には、汚れが目立ちにくいものや目立ちやすいものがあることを理解した上で、色の選択を行う必要があります。
街並みとの調和を考えなかった
カタログや色見本だけを頼りに色を選んでしまうと、完成後に周りの家と比べて派手すぎて浮いてしまう、地味すぎて目立ちすぎると感じることがあります。
街の景観との調和を無視してしまうと、景観を損なうだけでなく、自身の家が浮いてしまう可能性もあります。
自分の住む街の景観をよく観察し、街並みを損なわずに自分らしい色を選ぶようにしましょう。
玄関ドアや屋根との相性
外壁塗装の色を選ぶ際には、壁の色だけを考えるのではなく、玄関のドアや屋根などとの相性も考慮する必要があります。
玄関ドアや窓のサッシ、雨戸、そして大きな面積を持つ屋根の色も外壁塗装のイメージに欠かせません。
壁だけを考えずに全体の相性を考えて色を選ぶようにしましょう。
外壁塗装塗り替えを失敗しないコツ

時間や天候によって色の見え方は変わる
色の見え方は、時間帯や天候によって変わります。
夕日を浴びると赤みがかって見えたり、曇りや雨の日は暗めに見えたりと、時間帯や天候が見え方に影響を与えます。
実際の外壁は、屋外にあるため、色見本やカタログは外に出て太陽光の下で見ることで、仕上がりの色に近い色合いを確認できます。
どの条件下でも納得できる色合いを見つけることが最も重要です。
ツヤによって色の印象は変わる
外壁塗装のツヤは、塗装後の外壁に光が当たったときに生じる光沢のことです。
このツヤが外壁塗装の印象を変えます。
外壁塗装の塗料は、ツヤあり、半ツヤ、五分ツヤ、七分ツヤ、ツヤなし(マット)の5つに分かれており、色選びの段階で決めることが一般的です。
一般的な傾向ですが、ツヤのある塗料の場合、少し暗めの色を選ぶと落ち着いた雰囲気になることが多く、ツヤのない塗料の場合、少し明るめの色を選ぶと日当たりの悪い環境でも暗い雰囲気にならないと言われています。
実際のツヤ感は、色見本と一緒に屋外に出て確認し、失敗を最小限にすることをおすすめします。
色の面積効果に注意する
色見本と実際の外壁の色にギャップを感じてしまうことも失敗の原因の一つです。その原因として、目の錯覚である面積効果が起こっている可能性が考えられます。
大きな面積と小さな面積の色を比べると、小さなものは色味が強調されて見え、思っているよりも薄く淡く見えたり、色が鮮やかに見えたりします。
そのため、色見本を見て気に入った色で塗装したはずなのにイメージと異なる印象を受けてしまいます。
選ぶ色によって色の感じ方や見え方が変わるため、見本よりも濃い色を選べば良いと考えることはできません。
小さな色見本で気に入った色が決まったら、もう少し大きな見本があるか問い合わせてみるのも良いでしょう。
同じ色を使った家の例を見せてもらうこともおすすめです。
大きな見本と小さな見本を比較することで、色見本とのギャップを最小限に抑える事ができます。
ツートンなどにする場合は配色にも注意する
外壁塗装の色を建物の上下で分けたり、建物の形状によって突出部分(バルコニーなど)だけ色を変えるデザインが人気です。
2色以上のツートンにする場合は、配色にも注意しましょう。
カラーコーディネートや配色パターンの事例を参考にすると、違和感のない配色を見つけることで失敗を防げます。
多くの家は現状と同じか似た色を選ぶ傾向がある
外壁塗装の色選びですが、多くの方が現在の色と同じか似た色を選ぶ傾向があります。
もし新築時と同じイメージを維持したいのであれば、統一感や街並みとの調和を損なうことなく、慣れ親しんだ雰囲気を保つことができるため、安心感があります。色選びで悩む時間を省き、スムーズに依頼を進めることができるため、時間の短縮にもなります。
新しい色に変えたいというこだわりがなければ、現状と似た色にすることも一つの方法です。
外壁塗装の塗り替えをするならカラーシミュレーションを活用するのがおすすめ

カラーシミュレーションの利点
手軽なのは、塗料メーカーや建設会社のウェブサイト上で提供されているものが多く、無料で試すことができます。
実際に完成した家を具体的にイメージすることができます。
用意されたパターンを利用して、さまざまな組み合わせを試して、家の外観を決定することができます。
実際の塗料の色もデータ化されているため、選んだ色を正確に施工業者に伝えることもできます。
プロ向けは、新築の場合は、設計図、リフォームの場合は建物の写真をデータ化してコンピュータに取り込み、屋根や外壁のカラーコーディネートを行います。
さまざまな要望や好みを細部にわたって実際の建物と同様にイメージ化し、具体的な建築物の形にして提案することで、施工時の予想とは違う結果になったという問題を防ぐためのツールです。
カラーシミュレーションの欠点
手軽なのは、使い勝手が良い一方で、ソフトウェアが提供する建物の形状パターンでシミュレーションするため、実際の建物に反映しにくいです。
自由な色の組み合わせが、時に独自の色の組み合わせになってしまう可能性があります。
実際の施工時には、業者の意見も聞くことが重要です。
プロ向けは、施工業者の営業ツールであるため、具体的な新築やリフォームの計画がない場合、依頼が難しい場合があります。
施工業者の好みが強く影響する傾向もあります。
自分の希望を伝えた後、業者から特定の色を勧められた場合は、しっかりと理由を聞き、納得がいくまで話し合うことが重要です。
まとめ
今回は、愛媛県松山市の方向けに外壁塗装の塗り替えを失敗しないコツについて紹介しました。
外壁塗装の塗り替えを失敗しないコツについて、詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
紹介した内容を参考にして外壁塗装の塗り替えを失敗しないコツに関する知識を深めて下さい。
色選びのコツについて知りたい方はこちらをご覧下さい。