【2023年】外壁塗装業者はどこにするべき?失敗しない9つの選びかた

外壁塗装を考えている方々が、自身での対応が難しいため、良い業者を探してい事が多いかと思います。
外壁塗装業者を頻繁に利用する機会はあまり多くありませんし、その分野に関心が薄いため、どのようにして業者を見つければ良いのか、どのような基準で選ぶべきなのか、迷うと思います。
そんな方向けに外壁塗装業者に関するポイントについてお話しします。
参考にしてみて下さい。

外壁塗装業者はいくつかあるって本当?

ハウスメーカー

住まいと言えば、ハウスメーカーを思い浮かべる人が多いかと思います。
過去にハウスメーカーとのお付き合いがあれば、外壁塗装も相談してみたりする事もあるかもしれません。
ハウスメーカーは知名度が抜群ですし、たくさんの実績をもっていますが、基本的には下請けに工事をお願いするため費用は割高になるので注意が必要です。

リフォーム業者

住まいの内装や外装を変更したい場合は、リフォーム業者などが思い浮かびます。
外壁塗装だけではなく、トイレやバスなどのリフォームも一緒に検討している場合は、まとめて依頼できるので便利です。
リフォーム業者は、リフォームの知識を持っていますが、屋根塗装が得意ではない事があります。


外壁塗装業者

外壁塗装業者は、外壁塗装に特化しているため知識があり、下請けに頼らないため費用は安い傾向にあります。
外壁塗装や屋根塗装などのみをお願いするのであれば、専門の外壁塗装業者がおすすめです。


外壁塗装業者の正しい9つの選びかた


完全自社施工


外壁塗装業者はハウスメーカーや外壁塗装の専門業者などありますが、できるだけ完全自社施工の業者を選ぶべきです。

その方が費用が安くなりますし分野に特化している分、完成度も高いです。

しかし、ハウスメーカーなどは下請けに施工をお願いするため、その分費用が高くなります。

下請けが意見をくみ取って対応してくれるのかどうかも分かりません。


自社施工であればやり取りから工事まで、同じ業者で進めていくため意見を直接伝えられます。


資格を持っている


基本的に外壁塗装は資格を持っていなくても問題なく営業ができます。

普通の戸建て住宅であれば、許可等がなくても工事はできますが、500万円以上の工事が発生する場合は、建設業の許可が必要になってきます。

しかし、500万円を超える工事は、戸建ての家はあまりありません。

塗装技能士(3級~1級)がありますので、資格を保有している業者はおすすめです。

とくに1級塗装技能士は実務経験が7年以上ないと受験資格を与えられないため、それだけでも経験と知識が豊富ということが分かります。


施工実績の多さ

外壁塗装は、一度、施工をすれば何年も持ちますが、経験の浅い業者に任せてしまうと予定よりもはやく塗装が剥がれてしまう可能性があります。

すぐに塗装が剝がれると費用がかかってくるため依頼者側からすれば何のメリットもありません。

そのため、施工実績の多さに注目するべきです。

施工実績が多ければ多いほど現場の数をこなしているため、それだけ正確性も高くなっています。

環境や住まいに合わせて最適な塗料を最適な方法で施工するため、キレイに長持ちします。

施工実績等は、ホームページを見ると記載されている事があります。

アフタサービスがしっかりしている

良い外壁塗装業者を選ぶ基準に、アフタサービスがあります。

アフタサービスとは、施工後に不具合が発生した場合に無償で対応してくれたり、定期的に点検をしてくれたりする事です。

アフタサービスがあるということは、施工後の不具合やトラブルが少ない証拠になります。

どんなサービスでも100%はないため、念のためにつけている可能性が高いです。


親切な対応

どれだけ、素敵なホームページだったとしても、料金が魅力的だったとしても、担当者の対応がずさんだった場合は、この先の施工から引き渡しまでずっと不安がついてまわってきます。

そのため、ホームページだけを見るのではなく、問い合わせをして実際のやり取りをチェックしておくべきです。

外壁塗装業者によっては相談から見積もりまで無料で対応しているため、その段階まで丁寧に案内してくれるのか、質問にしっかりこたえてくれるのかを確認しておきましょう。

メリットだけではなくデメリットも説明してくれる

どの業界でも、メリットだけしか伝えない事が多い傾向にあります。

デメリットを伝えるとサービスの利用をしてくれなくなるからです。

デメリットを教えてくれる外壁塗装業者はとても信頼できます。

デメリットを教えてくれた上で、最適なメニューを提案してくれれば、本当に依頼者のことを考えてくれている証拠なので、これほど安心できる材料はありません。

施工中に現場を見せてもらえる

手抜き工事をしているのかどうかは、施工中の見学に前向きかどうかである程度分かります。

もし、業者が適切な施工をしない場合は、現場の見学をさせてもらえない可能性があります。

もちろん業者によって現場をチェックできないという決まりになっている場合もあるため、その際には写真等で見せてもらうようにしましょう。

保険に加入している

施工後に万が一の不良があった場合、再度業者に問い合わせをしなければなりません。

その際に、どこまでなら無償で対応してくれるのかが気になります。

外壁塗装工事には、メーカーの保証と業者の保証があるため、万が一どこまで対応してくれるのかを確認しておく事をおすすめします。

保険に対応している業者であれば、安心して利用できます。


見積書の内容が適切


見積書を見た際に、どのような塗料をどれだけの回数を塗るのかが記載されているとより良いです。

ほとんどの利用者は、外壁塗装についての知識がありませんので、見積書を見た際の疑問点などをその場で解決してくれる業者は安心だと言えます。

一式と書かれている場合は、中身をしっかり聞いておくといいでしょう。

外壁塗装業者はどうやって探せばいいの?


チラシや広告

新聞をとっている場合、たくさんのチラシが入っている中に、外壁塗装のお知らせがある場合があります。

たまたま外壁塗装を検討していた際にチラシを見れば、そのままその業者に問い合わせをする可能性が高いです。

チラシや広告だけでは、外壁塗装業者が優良か悪徳なのかを見分けるのは非常に難しいです。

チラシが気になった場合、ホームページや口コミをチェックしてみてください。


インターネット

インターネットで気軽に情報収集できる時代になりました。

スマートフォンさえあれば、地域の外壁塗装業者を簡単に調べられるため、もっとも多くの人が利用している方法です。

住まいのエリア+外壁塗装で検索するとたくさんの業者のホームページがでてきます。

そこから良さそうなところに問い合わせをして、実際に見積もりをしてもらうという流れになります。


紹介

まわりに外壁塗装業者の利用者がいる場合、直接聞いてみる方法があります。

すでに体験しているため、どの方法よりもリアルな情報が聞けるという特徴があります。

紹介はかなり安心感はありますが、その人は業者との相性が良かったけれど自分は違ったという事がまれにあります。

紹介してもらった以上、何も言えないので最後まで心残りのままという可能性があります。

訪問営業

最も楽な方法は、訪問営業からの契約です。

理由は、自分自身は外壁塗装業者を探す手間が一切ないからです。

勝手に業者から訪問してくれるため、これほど楽なものはありません。

しかし、訪問営業全般に言えますが、すべての業者が優良とは限りません。

良い事ばかりを言ったり、不安をあおったりして契約をせかすこともあります。

できるだけ即決を避けて、しっかり調べてから話を進めるようにするべきです。

もしくは、信頼できる人に同席してもらい、話を聞いてもらうと安心できます。

こんな外壁塗装業者には要注意!


社名や自分の名前を名乗らない

訪問販売などで、社名や自分の名前を名乗らない事があります。

そのような訪問販売に出会ってしまった場合は、絶対に話を進めないようにするべきです。

なぜなら、業者は後ろめたいことがあるからです。

また名刺を渡してこない場合も要注意です。

上記の場合、業者はずさんな工事をしたうえで逃げられるように、所在をあかさないため、とてもリスクが高いです。


即決契約を求めてくる

即決で今日中の契約を求めてくるケースがあります。

即決契約を提示してくるのは利用者のためではなく、営業担当の数字のためなので、どんなに良い条件でも契約しない方が良いです。

売上第一で考えている外壁塗装業者は、利用者のことをおろそかにしている可能性があります。


大幅な値引きを提案してくる


最初の商談中に100万円でと言われ、悩んでいると、突然50万円まで下がるとほとんどの人は、半額まで下げてくれたしかなりお得だから契約しようと思ってしまうかもしれません。

しかし、大幅な値引きはかなり要注意です。

50万円ほどで工事ができるわけですから、知識がないのを良いことに完全に足元を見られています。


利用者のためであれば最初から50万円で提示してくれますし、大幅な値引きも難しくなります。


一括前払いの費用を請求してくる


基本的にどのようなサービスも前払いをしますので、外壁塗装も同じように一括前払いが当たり前だと考えるのが当然だと言えます。

しかし、大きな金額が発生するような外壁塗装は全額前払いではなく、施工前に一部を支払い引き渡し時に残りを支払うか、全額後払いがほとんどです。

悪徳業者に全額前払いをした場合、いつまで経ってもはじまらなかった、予定通り進まなかったという可能性があるからです。

外壁塗装業者にもよりますが、全額前払いの場合はとても注意が必要です。


オリジナル塗料を理由なくおすすめしてくる


見積もり時などで、オリジナル塗料をおすすめされた場合、特別感を感じて選んでしまうかもしれません。

しかし、オリジナル塗料はあまりおすすめできません。

なぜなら、成分や耐用年数が分からないからです。

当然、オリジナルなので、その業者でしか扱っておらず、耐用年数が30年持ちますと言われても信用できません。

普通の塗料をオリジナルと説明し、値段を相場よりも高くして販売する事もあります。


不安をあおる


訪問営業などで、無料で外壁を点検させてもらいますと言われたら受け入れてしまうかもしれません。

しかし、相手に知識がないことを利用する場合があります。

外壁に何も問題がないのに、そろそろ塗装をしないと雨漏りが発生する家が壊れるなどの不安をあおってきます。

状況によっては相手のの見ていないスキに、外壁に傷をつけてあたかも塗装が必要だとアピールする可能性もあります。


足場が0円で案内


基本的に、足場を組む際には数万円から数十万円は必要です。

それなのに足場代が0円と言われたらかなりお得に感じてしまいます。

足場が0円になることはないため、本当に足場を使わずに外壁塗装を行うのか、塗料などに費用を上乗せされている可能性があります。

外壁塗装業者とトラブルになった際の対処法



契約しない

どんなに良い条件だったとしても、少しでも怪しいと思ったのであればその場で契約してはいけません。
とくに訪問営業での即決はあまりにもリスクが高いため、絶対に契約するべきではありません。
すべての疑問が解決し、100%納得した状態で契約をするべきです。


施工後はサインをしない

外壁塗装が完了すると、工事完了確認書にサインをします。

このサインをすることで、外壁塗装が問題なく終わりましたという意味につながります。

しかし、施工内容に問題があった、トラブルにつながったなどがあればサインをしてはいけません。

もし、何か問題があったのであればサインをする前に、原因や修復等の対応を聞いてからすすめるようにするべきです。


クーリングオフを適用する

クーリングオフという制度があります。

このクーリングオフは契約を終了しても、あとで破棄できる制度の事です。

このクーリングオフにはいくつかの条件があります。

まず、利用者側が自分の意思でお店に相談しに行った場合、クーリングオフは使えません。

訪問営業のような、相手からアクションを起こしてきた場合に有効です。

また、契約から8日以内にクーリングオフをしなければなりません。


専門機関へ相談する

施工後にトラブルになってしまった場合は、専門機関へ相談するという方法があります。

たとえば、消費生活センターや住まいるダイヤルという、国土交通大臣指定の相談窓口が該当します。

とくに住まいるダイヤルは、一級建築士などが無料で相談にのってくれるため、とても便利なサービスです。

料金は電話代以外無料のため、気軽に相談できます。

まとめ

外壁塗装業者は、ハウスメーカーやリフォーム業者など、様々なところで依頼できます。
それぞれにメリットやデメリットがありますが、できるだけ費用を抑えて高品質な外壁塗装をしたいなら、外壁塗装の専門業者にお願いするのがおすすめです。
現在でも悪徳な業者が存在しているため、事前に知識をもっておけば回避できますし相性のいい優良な外壁塗装業者が見つかります。
松山市の外壁塗装で使える助成金について知りたい方はこちらをご覧下さい。

塗装の専門家にご相談・お見積りができます塗装の専門家にご相談・お見積りができます
お電話でのお問い合わせお電話でのお問い合わせ
LINE簡単無料見積りLINE簡単無料見積り