2023/05/01
愛媛県今治市S様邸 外壁塗装・屋根塗装工事

サイディング外壁塗装・屋根塗装
愛媛県今治市N様この度は弊社に
外壁塗装をお任せいただき
ありがとうございました。
近隣の皆様もご協力ありがとうございました。
今後とも末永いお付き合いの程よろしくお願い申し上げます。
施工事例データ
施工箇所 | 外壁・屋根・バルコニー |
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施工内容 | 外壁塗装・屋根防水・バルコニー防水 |
費用 | 140万円‐160万円 |
使用商材 | 屋根塗装・スーパーシャネツサーモsi・キャビアブラウン 外壁塗装・skファインメタリック3分艶・色FM124 付帯部 マックスシールドsi 3分艶・色n20 |
外壁の高圧洗浄
外壁の塗装前には、高圧洗浄を行います。
高圧洗浄機を使用することで、細かな汚れもきれいに洗い落とせます。
外壁に汚れが残ったままだと、塗装の際に塗料の密着性が低下して仕上がりが悪くなるのです。
また、塗料の密着性が低いと、塗膜の耐久性や性能をうまく発揮できません。
外壁塗装の仕上がりの良さは、高圧洗浄で丁寧に汚れを落とせるかにもかかっています。
ただし、破損箇所があれば長い時間洗浄しないように注意して作業をしています。
ひび割れや破損箇所に長く高圧洗浄機をあてると、状態がより悪化してしまうためです。
お客様の大切な住宅を塗装工事で傷つけないように、洗浄の際も破損箇所や不具合が発生していないかよく確認しながら行っております。
高圧洗浄についてはこちらをご覧ください。
外壁補修
塗装前に、破損箇所があったため補修を行いました。
補修をせずにそのまま塗装してしまうと、すぐにひび割れたり、剥がれたりしてしまうのです。
弊社では、高圧洗浄を行い汚れを落とした後は、外壁に破損箇所がないか入念にチェックして、小さなヒビや剥離はパテで塞ぐように補修しています。
さらに、サビが発生していた場合には研磨してそぎ落とすようにします。
サビをそのまま放置していると、悪化して穴があき雨漏りの原因になるためです。
塗装の仕上がりにも大きく影響するため、下地調整は重要な工程のひとつです。
外壁のクラックの原因とは?
外壁の下塗り
下地の調整が終わったら、外壁の下塗りを行います。
外壁塗装では、3回塗りが主流です。
しかし、今回はより耐久性を高めるために以下のような4回塗りの工程です。
・下塗り
・中塗り
・上塗り2回
まず、下塗りをすることで、塗膜と下地の密着性が上がり耐久性も高まります。
また、中塗りや上塗りで使用する塗料が外壁に吸収されることを防ぐ役割もあります。
下塗りを行わないと、塗料がうまく塗れなかったり、すぐに塗膜が剥がれてしまったりする場合があるのです。
塗料の耐用年数や性能を維持するためにも、下塗りは欠かせません。
今回の外壁塗装では、スプレーガンを使用して施工しました。
広範囲での塗装に適しており、作業時間が短縮できます。
ただし、ローラーで塗装するよりも塗料が飛び散りやすくなるため、しっかりと周囲に飛散防止ネットを張って工事を行いました。
外壁塗装の中塗り
下塗りが乾燥したら、中塗りの工程です。
中塗りは、上塗りの際に塗膜の表面に気泡や色ムラ、ヨレなどが発生しないようにするために行います。
また、中塗りをすることで外壁にできるだけ紫外線や風雨の刺激を与えないようにできます。
外壁の劣化スピードを落としたり、雨漏りを防いだりする役割も中塗りにはあるのです。
外壁の上塗り1回目
外壁の上塗り1回目です。
今回の工事では、上塗りを2回行っています。
上塗りの回数を増やすことで、外壁の劣化をよりカバーして強度を上げられるのです。
上塗りを2回するとなると、一般的な3回塗りよりも塗装回数が多くなるため、使用する塗料の量や施工日数が増えてしまいます。
しかし、年数が経過した際に外壁の見た目や耐久性に差が出てきます。
お客様の住宅の寿命をできるだけ長く維持するためにも、4回塗りで施工しました。
外壁の上塗り2回目
外壁の上塗り2回目です。
最後の塗装工程なので、見た目が美しく仕上がるようにより丁寧に施工していきます。
中塗りや上塗りの1回目でできてしまった気泡や色ムラもカバーします。
また、塗料の性能を発揮できるように均等に塗布していくのも大切なポイントです。
屋根の高圧洗浄
屋根の高圧洗浄です。
屋根も汚れが溜まりやすいため、高圧洗浄機を使って丁寧に洗い落とします。
特に、ほこりやカビ、コケなどが発生している場合があるため入念なチェックが必要です。
高圧洗浄で塗装面をきれいにすることで、塗膜の密着性が上がり、さらに美しく仕上がります。
屋根は紫外線や風雨による刺激をダイレクトに受けるため、下地調整の段階から塗膜の耐久性を上げるように作業を行っていかなければなりません。
ガルバリウム鋼板を塗装する目的とは?
屋根の塗装
屋根の高圧洗浄が終わり乾燥させたら、塗装を行います。
屋根も3回以上塗りが基本です。
耐久性、耐水性をともに維持するため、塗り残しのないように丁寧に塗装しました。
今回は、色あせが進んでいたグレー系からシックでクールなイメージとなるブラック系に塗り替えました。
屋根塗装をすべきタイミングと時期についてはこちらをご覧ください。
ベランダ・バルコニーの高圧洗浄
バルコニーの防水塗装を行うため、施工前に高圧洗浄を行います。
バルコニーは雨水の排水はできていても、ほこりやコケといった汚れがかなり溜まっている状態でした。
高圧力で水を噴射することで、床にこびりついていた汚れもしっかりと落とせます。
塗装面が整うように、汚れを落としてよく乾燥させます。
ベランダの下塗り
高圧洗浄を行いベランダの床が完全に乾燥したら、下塗りを行います。
下地と塗料の密着性を上げるためにも、下塗りは欠かせません。
直接、下地に上塗りの塗料を塗ると、安定せずにすぐに剥がれてしまう場合があります。
そのため、塗り残しがないように丁寧に塗布していきました。
ベランダの上塗り1回目
ベランダの上塗り1回目です。
外壁や屋根塗装でいうと「中塗り」の工程です。
後ほど、2回目の上塗りを行います。
まずは1回目の上塗りで防水層をつくっていきました。
ベランダには雨水が溜まりやすいため、しっかりと防水層をつくり雨漏りを防ぐようにしなければなりません。
ベランダの上塗り2回目
ベランダの上塗り2回目です。
防水層が出来上がったら、トップコートを塗布していきます。
ベランダ塗装の最後の工程は、上塗り1回目でつくった防水層を紫外線や風雨から守るために行われます。
また、ベランダは洗濯物を干したり、物を置いたりと人の行き来がある場合が多いです。
そのため、人が歩いても塗膜がすぐに劣化しないように、耐久性を高める必要があります。
トップコートを全体に塗布して、乾燥させたら完了です。
雨漏りの原因と調べ方についてはこちらをご覧ください。
ドレンのケレン作業
ベランダの排水のために設置されているドレンも、塗装をする際はケレン作業が必要です。
ベランダに降った雨水が流れてくるため、鉄部にサビが発生しています。
また、汚れもひどい状態でした。
元のまま塗装をすると、サビが悪化してドレン部分が破損したり、汚れで排水管が詰まってしまう場合があります。
細かな部分ですが、塗装がきれいに仕上がるように、手作業で丁寧にサビを落としていきます。
ドレンの塗装
ケレン作業が終わったら、ドレンの塗装を行います。
ドレンも下塗り後に上塗りを2回行い、耐久性を高めます。
特に、ドレンは水が溜まりやすい箇所なので、塗膜で耐水性も持たせなければなりません。
建物の中でも小さな箇所ではありますが、細かな部分も丁寧に塗装することで住宅の寿命を少しでも維持できるようになります。
窓枠のケレン作業
窓枠もケレン作業をして下地を整えました。
木部塗装でも、ケレン作業を行います。
木片のめくれがあると、塗料がうまく密着しません。
また、塗膜の剥がれを防ぐためにもケレン作業が必要です。
スチールウールを使って、木目に沿って入念に研磨しました。
窓枠の塗装
色あせていた窓枠の塗装です。
まずはプライマーとも呼ばれる下塗り塗料で塗装していきます。
窓枠の耐久性、耐水性を維持するためにしっかりと塗装します。
細かな部分なので、小さなサイズのローラーを使用しました。
窓枠のシーリング(下塗り)
窓枠からの雨漏りを防ぐシーリングを行っていきます。
窓枠と外壁のつなぎ目となるため、雨が浸入しやすくなります。
まずは、目地材と下地の密着性を上げるための下塗りを行いました。
下塗り材のプライマーを丁寧に塗布します。
窓枠のシーリング(目地材の施工)
プライマーが乾燥したら、目地材で窓枠と外壁の隙間を埋めていく作業です。
しっかりと溝が埋まるように塗布します。
ひと通り目地材を塗布できたら、ヘラで平らにならします。
丁寧に目地材をならして、見た目もきれいに仕上げていきました。
細かな箇所ではありますが、お客様の大切な住宅を守る部分なので、隙間ができないように施工していきます。
シーリングについてはこちらをご覧ください。
軒樋のケレン作業
軒樋のケレン作業です。
軒樋も表面がなめらかなので、そのまま塗装を行うと塗料が剥がれやすくなってしまいます。
そのため、小さなキズをつけるように研磨していき、塗料が密着しやすいような状態にするのです。
また、ケレンを行うことで軒樋に付着している汚れもきれいに落とせます。
下地調整を行い、塗装をよりしやすくして、塗膜の耐久性も高めていきます。
軒樋の塗装
軒樋の塗装も3回塗りが基本です。
下塗りから上塗りまで順に行っていきます。
軒樋は雨水が大量に流れてくるため、湿気によって塗膜も劣化しやすいです。
そのため、3回塗りで強度を高めて、軒樋自体の耐久性も上げていきます。
サビや色あせが発生していた軒樋を、ブラック系の色できれいに塗り直しました。
竪樋のケレン作業
竪樋のケレン作業です。
スチールウールを使って丁寧に研磨していきます。
深いキズとならないように、調整しながらケレンを行います。
竪樋の留め具にもサビが発生していたので、研磨してきれいに取り除きました。
竪樋の塗装
竪樋の塗装です。
軒樋と同じく、雨水の通り道なので3回塗りで塗膜に厚みを持たせて強度を高めました。
竪樋も、サビや色あせが目立っていましたが、ブラック系の塗料で塗り直しています。
ツヤもあり美しい見た目に仕上がりました。
雨樋の色選びについてはこちらをご覧ください。
軒の塗装
軒の塗装も行いました。
軒は外壁から出っ張ている屋根部分で外観としては目立たない箇所ではありますが、住宅を近くで眺めると劣化があればよくわかってしまいます。
色あせていた軒は、グレー系の塗料できれいに塗装し直しました。
破風のケレン作業
破風のケレン作業です。
木部なので塗料が密着しやすいように、研磨しました。
研磨することで、劣化していた部分もきれいに落とせます。
破風は風雨から建物を守る箇所なので、劣化しやすくなります。
外からは見えにくい箇所ではありますが、細かな部分でも丁寧に塗装して建物を保護しなければなりません。
破風の塗装
ケレン作業が終わったら、破風の塗装作業を行います。
ほかの箇所と同じく、3回塗りを行いました。
下塗りではホワイト系で塗装して、上塗りはブラック系の塗料で塗り直しました。
笠木の下地調整
笠木の塗装前に、下地調整を行います。
まずは既存のシールをきれいに剥がしていきます。
塗装面に付いている不要物や汚れを取ったら、次は塗料の密着性を上げるためのケレン作業です。
スチールウールを使用して、研磨していきます。
見えないくらいの薄い傷をつけます。
笠木の下塗り
研磨が終わった笠木の下塗り作業です。
笠木は紫外線や雨風にさらされるとともに、住んでいると意外にもよく目にする箇所でもあります。
そのため、防水性と美観性を維持することが大切です。
塗装は3回塗りで、耐久性も高めていきます。
笠木の上塗り
笠木の上塗り作業です。
上塗りは2回行います。
色ムラが出ないように、丁寧に塗装しました。
元は明るいグリーンだった笠木をシックなブラックカラーに変更しています。
配管の撤去
不要になった外壁の配管を撤去しました。
外壁にキズをつけないように、注意して作業します。
配管が設置されていた箇所は色あせが発生しているため、塗装して目立たないように直していきます。
エアコンカバーの塗装
エアコンカバーも、外観に馴染むように丁寧に塗装しました。
耐久性の維持のため、3回塗りを行っています。
目立たないような箇所ですが、意外にも外観のポイントとなっている場合があります。
外壁と合うブラック系の塗料できれいに塗り直すことで、エアコンカバーも外観のポイントとなるのです。
階段の塗装
住宅内の階段の塗装も行いました。
木部なので、ささくれや汚れを除去するためにまずはケレン作業を行います。
ケレン作業をすることで、汚れが除去できて、表面が整えられます。
また、小さなキズをつけて、塗料の密着性を上げました。
ケレン作業後は、塗装を行います。
まずは下塗りをして、上塗りの塗料が階段の木部に吸収されることを防ぎます。
下塗りを行っていないと、塗料が下地に吸収されて木部が劣化しやすくなるのです。
特に、木部は水分を嫌うため、塗料が内部に浸入するのを防がなければなりません。
下塗り後は上塗りを2回を行い、塗膜に厚みを持たせて人が歩いても丈夫な塗装面に仕上げました。
汚れて色あせていた階段も、濃いブラウンのカラーでグッとおしゃれに変わりました。
鉄骨部のケレン作業
建物の1階部分の下側にある鉄骨部も塗装を行いました。
まずはケレン作業を行い、鉄部の汚れやサビを落としていきます。
丸みのある部分は、サンドペーパーでしっかりと研磨しました。
塗装の仕上がりがよくなるように、ケレン作業は丁寧に行います。
鉄骨部の下塗り
鉄骨部のケレン作業が終わったら、下塗りです。
サビの発生を防ぐための塗料で下塗りを行いました。
鉄部の下塗りでは、サビ止めを施しつつ、下地と塗膜の密着性を上げるようにします。
サビが発生すると鉄骨部の劣化スピードも速まるため、丁寧な作業が必要です。
鉄骨部の上塗り1回目
下塗りがしっかりと乾燥したら、1回目の上塗りを行います。
上塗りではグレーの塗料を使用しました。
塗料が垂れてこないように、適度な量を見極めて塗装していきました。
下塗りを丁寧に施工しているため、塗料の密着力も高いです。
鉄骨部の上塗り2回目
鉄骨部の上塗りは計2回行います。
上塗り1回目と同じ塗料を使って塗装しました。
同じ塗料を使うことで、より性能を高められます。
色ムラや気泡が出ないように、丁寧に塗装していきます。
飛散防止ネットの撤去と足場の解体
塗装工事が完了して、飛散防止ネットの撤去と足場の解体、掃除を行いました。
飛散防止ネットは、塗装の際に周辺に塗料が飛び散らないようにするために設置されます。
どんなに注意して塗装を行っていても、小さな粒子となって塗料が周辺を汚してしまう場合があるためです。
工事が完全に完了するまで、安全のためにもネットは設置したままにします。
また、足場は塗装の際に出たほこりやカスが周辺に散らないように、上の汚れを落としてから解体することが大切です。
足場を解体して撤去した後に、住宅周りもきれいに掃除しました。
住宅の外壁や屋根塗装の工事の際は、近隣の方々への配慮も大切にしています。
塗料が飛び散ったり、ゴミが散乱したりすると、近隣の方々へ迷惑をかけてしまうため施工前と後の対策はしっかりと行います。
施工価格 140万円‐160万円