2023/07/06
エアコンカバーは塗装した方が良いのか知っていますか?
エアコンカバーは塗装した方が良いのかあまり知らないという方が多いと思います。
そんな方向けにエアコンカバーは塗装した方が良いのかについて詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、エアコンカバーは塗装した方が良いのかからみていきましょう。
エアコンカバーは塗装した方が良い?
外壁塗装と同時にエアコンカバーを塗装するかどうかは、業者によって異なります。
希望するかしないかでも変わってきます。
外壁塗装と同時にエアコンカバーを塗装する事に関しては、どちらでも構わないですが、塗装しておいた方が劣化は少ないです。
エアコンカバーは重要な部品を保護する役割を果たしており、外部からのダメージによって経年劣化していくものだからです。
そのため、外壁塗装と同時に塗装することで、劣化を少しでも防ぐことができますし、予期せぬ損傷を防ぐこともできます。
エアコンカバーの塗装方法
カバーを外して塗装する方法
まず、非常に効果的な方法として、エアコン化粧カバーを取り外してから丁寧に塗装する方法があります。
これにより、カバーを外すことで細部まで綺麗に施工できるため、結果として美しい仕上がりを実現できます。
ただし、取り外し作業には危険が伴う場合もあるため、注意が必要ですし、業者によっては断られることもあります。
カバーの上から塗装する方法
カバーの上から直接塗料を塗る方法があります。
これは、取り外すことができない場合や行わない場合に適用されます。
上から塗る場合は、適切にマスキングを行うことである程度の綺麗な仕上がりが得られます。
ただし、マスキングをきちんと行わないと後で問題が生じる可能性があるため、注意が必要です。
エアコンカバーを塗装する時の注意点
エアコンカバーを塗装できるか確認する
業者によっては、元々の外壁塗装の料金にエアコンカバーの塗装が含まれている場合もありますが、別途追加費用が必要な場合もあります。
業者によってはエアコンカバーの塗装を行わない方針の場合もありますので、塗装を希望する場合には事前に確認しましょう。
エアコンカバーの塗装方法を確認する
業者がエアコンカバーの塗装を行うことが分かっている場合、どのような方法で施工するのかを聞いてみましょう。
エアコンカバーの塗装失敗の例として、マスキングなどを行わずに直接塗料を塗ってしまった結果、ネジや隙間にも塗料が入り込んでしまい、次回カバーを取り外す際に外せなくなる可能性があります。
また、次回塗り直しの際にカバーを取り外して塗装する場合、カバーが破損する危険性もあるため、注意が必要です。
塗装業者がきちんとマスキングし、隙間やネジには塗料を塗布しないようにすれば問題ありません。
エアコンカバーの塗装を行う場合、取り外して施工すると最も美しい仕上がりになります。
エアコンカバーは外壁塗装業者の範囲外
業者によっては、外壁塗装の際にエアコンカバーを取り外して塗装することができないと断られることがあります。
疑問に思うかもしれませんが、実は取り外しや設置に関しては業者の範囲外です。
基本的には、専門業者ではないため、カバーを取り外す際に破損する恐れがあるからです。
そのため、電気屋などの専門家にお願いするように指示されることがほとんどだと思います。
中には外壁塗装業者でもエアコンカバーを取り外して塗装してくれる場合もありますが、別途費用がかかったり、破損のリスクに同意する必要があるかもしれません。
塗装できない場合がある
家のエアコンカバーも塗装したいと業者に頼んだら、断られてしまった方もいるかもしれません。
カバーが新品に近い状態の場合、建物の構造上の問題から物理的に塗装ができない場合、配管が露出している場合、塗装自体が不可能な場合があります。
自分のカバーが塗装可能かどうかを確認し、その上で塗装方法などを相談することをおすすめします。
外壁塗装中にエアコンは使える?
養生シートに覆われている間は使えない
もし室外機やホースを動かさずに塗装する場合は、養生が必要です。
養生とは、マスキングテープやビニールシートを使って室外機を覆い、塗料がつかないようにすることです。
養生中にエアコンを作動させると故障の原因になるため、養生している間は使用できません。
養生シートで覆う期間は、少なくとも塗装作業中の数日間です。
場合によってはその前後も含まれることがあります。
工事期間中の全ての期間にわたってエアコンを使用できないということはめったにありません。
具体的にどの期間が使用不可になるのか、事前に確認しておくと良いです。
高圧洗浄作業中も使用できない
塗装作業の前には、外壁全体を高圧洗浄機で洗い流す作業があります。
高圧洗浄機は、高い水圧の水をかけるため、エアコンに水が侵入する可能性があります。
そのため、作業中にエアコンを使用することはできません。
塗装中によくあるエアコンのトラブル
利用できなかった
工事の前に特に相談しなかった場合、実際に工事が始まってみてエアコンが使えなくなってしまったという事はよく聞かれます。
エアコンを必ず使用したい場合は、業者を選ぶ段階でその条件を伝えることが重要です。
一つの業者に断られても、他の業者では対応可能なこともあります。
室外機に塗料が付着してしまった
養生が適切に行われていない場合、塗料が飛び散って室外機に付着することがあります。
これは業者の落ち度ですので、気付いたら早めに伝えましょう。
工事完了後に報告すると、対応してもらえないこともあります。
特に吹き付け塗装を行う際や風の強い日には注意が必要です。
塗料の臭いが侵入してしまった
ほとんどのエアコンは、外気を取り入れずに室内の空気を循環させて温度調節を行う仕組みです。
そのため、塗装時の塗料の臭いは取り込まれません。
しかし、一部のエアコンは、外気を取り入れるタイプもありますので、確認してみましょう。
また、エアコンを使用する際には、外気を取り入れる換気モードなどの機能を避けるようにしましょう。
移動や取り外しの際に破損してしまった
室外機を移動したり取り外したりする際、ホースが外れたり冷媒が漏れたりしてエアコンが故障することがあります。
故障を避けるためにも、できるだけ専門の業者に依頼しましょう。
電気の配線を含む工事は、電気工事士の資格が必要です。
再設置後には必ず動作確認を行いましょう。
もしも故障が発生した場合は、工事業者に補償を依頼することになります。
壁に取り付けられた配管カバーは、経年劣化が進んでおり、取り外したり、取り付けたりする際に破損しやすいです。
ビスで固定されている場合、同じ穴を再利用することで強度が低下したり外壁が損傷するリスクもあります。
簡単に取り外す前に、破損のリスクを理解した上で行いましょう。
劣化の状態によっては、塗装を機会に交換するのも良い方法です。
外壁が美しくなると同時に配管カバーも新しくすることでスッキリとした印象になります。
まとめ
今回は、エアコンカバーは塗装した方が良いのかについて詳しく紹介しました。
エアコンカバーは塗装した方が良いのかについて詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
エアコンカバーは塗装した方が良いのかに関する知識を深めて下さい。
外壁塗装中の過ごし方について知りたい方はこちらをご覧下さい。