外壁塗装や屋根塗装で工事を依頼する前にしないほうが良い事とは?

突然ですが、外壁塗装や屋根塗装で工事を依頼する前にしないほうが良い事とは何か知っていますか?

外壁塗装や屋根塗装で工事を依頼する前にしないほうが良い事についてあまり知らない方が多いと思います。

そんな方向けに外壁塗装や屋根塗装で工事を依頼する前にしないほうが良い事について紹介したいと思いますので読んでみて下さい。

外壁塗装や屋根塗装で工事を依頼する前にしないほうが良い事についてすでに知っているという方も改めて確認するつもりで読んでみる事をおすすめします。

まずは、外壁塗装や屋根塗装で工事を依頼する前にしないほうが良い事【業者選び】からみていきましょう。

目次

外壁塗装や屋根塗装で工事を依頼する前にしないほうが良い事【業者選び】


すぐに依頼する業者を決めない

初めて屋根や外壁の塗装を検討する方は、業者選びに多くの時間がかかり、1社を選ぶだけでも苦労します。

そのため、選んだ1社に全てを委ねがちです。

塗装工事は「お客さんが騙されやすい業界」とされており、知識や技術は業者ごとに異なるため、伝えられる情報も異なります。

業者の言っていることが本当か判断するため、複数の業者から話を聞く必要があります。

業者選びは、塗装工事の成功、失敗に関わる非常に重要な段階です。

妥協せず信頼できる業者を見つける必要があります。

営業担当や職人さんの名刺を受け取った際には、必ず連絡先(携帯・代表電話・住所)が記載されているか確認してください。

これらの情報が欠けている場合は注意が必要で、何か隠している可能性もあります。

訪問してくる営業マンと契約しない

業者の中には、訪問営業が中心の活動を行っているところもあります。

全ての業者が悪いわけではありませんが、訪問営業には悪質・悪徳な業者がかなりの確率で存在しているのも事実です。

消費者センターには、2015年に訪問営業に関連した被害相談が6,767件も寄せられています。

良さそうな営業マンであっても、実際に塗装工事を行うわけではないため、訪問販売には多くの危険が潜んでいることを覚えておくことが重要です。

地域に密着している業者を選ぶ

見積もりを依頼する業者は、どこでも選ぶべきではなく、地域密着の業者に依頼するのがおすすめです。

地域密着でない場合と地域密着の場合の違いは以下の通りです。

○地域密着でない場合

・遠いため、何かトラブルがあってもすぐに駆けつけられない可能性がある。

・移動費がかかるため、費用が高くなる可能性がある。

・地域の特性を理解していないため、塗装が失敗する可能性がある。

○地域密着である場合

・近いため、何かトラブルがあった際にすぐに駆けつけられる。

・移動費があまりかからず、費用を抑えられる可能性がある。

・地域の特性を理解しているため、安心して塗装を行える可能性がある。

知り合いに工事を依頼しない

知り合いや知人の知り合いの業者に直接工事を依頼することは避けると良いです。

は以下のような問題が発生する可能性があります。

①見積もり金額が高くても断りにくい

見積もりが高いと感じても、知り合いの業者に断るのが難しい状況になります。

②他の業者と比較が難しい

他の業者との比較が難しくなり、適正な価格やサービスを判断するのが困難になります。

③信用できなさそうでも頼まなければならない

信頼できないと感じても、知り合いであるため頼む状況に追い込まれます。

知り合いの業者に頼むのは手間がかからず簡単ですが、その業者が適切な塗装を提供できるかどうか疑問が残ります。

家の補修や適切な塗装、塗料の選定ができないと、将来のメンテナンスが難しくなります。

このような状況では、高額な費用を支払っても家を適切にメンテナンスする意味が薄れてしまいます。


たくさん見積もりをとらない方が良い

見積もり業者を比較することは重要ですが、適切な数の比較がポイントです。

過多な比較は混乱を招く可能性があり、業者の選定を難しくする可能性があります。

通常、見積もり業者の比較検討では、厳選して3〜5社まで絞ることが最適とされています。

この数に絞ることで、適切な選択を行いやすくなります。

よくあるパック料金に注意する

インターネット上で「外壁塗装パック60万円!!」「屋根塗装が30万円ぽっきり!」といった謳い文句を見ることはよくあります。

しかし、これらのパック料金には注意すべきデメリットが存在します。

これらのデメリットには、要望や家に合わない塗装や補修を強制される可能性や、追加の工事ができない、融通が利かないなどが含まれます。

パック料金は業者側の都合で決められた工事で、家に合う個別の塗装、補修を提供するものではありません。

各家は異なる要件を持つため、塗装工事は一軒一軒が異なる「オーダーメイド」であることを理解することが重要です。

サイトに施工事例が載っていない業者は注意する

業者のホームページを確認する際に重視すべきポイントはいくつかありますが、特に以下の部分に注意しましょう。

①事例や施工実績

実際の塗装事例や施工実績が掲載されているか確認することは重要です。

これにより、業者の実績や技術力を把握できます。

②お客様の声と口コミ

お客様のレビューや評価を確認することで、他の顧客の満足度や信頼度を知ることができます。

③サービス内容と特徴

提供されるサービスや特徴が明確に記載されているか確認しましょう。

適切なサービスを選ぶために重要です。

④料金や見積もり

料金体系や見積もりの取り方が明示されていることが望ましいです。

明瞭な情報が信頼感を高めます。

⑤お問い合わせ先

連絡先や問い合わせ方法が明記されていることを確認し、疑問や質問があれば適切にアプローチできるか確認します。

事例が載っているかどうかは、業者の信頼度や実績を把握する上で重要な要素であり、お客様との関係構築や実際の施工内容を理解するのに役立ちます。

お客様と一緒に写っている事例写真があると、信頼度が高まります。

外壁塗装や屋根塗装で工事を依頼する前にしないほうが良い事【見積もり】


1社だけの見積もりで終わらさない

1社のみの見積もりをとる事のデメリットは以下の通りです。

①信憑性がない

塗装業者が言うことが本当かどうか判断する材料が限られているため、信頼性があまりありません。

②嘘をついていても契約しなければならない

1社だけに絞ると、その業者が嘘をついていても契約してしまう可能性が高まります。

③技術や知識の違い

塗装業は資格が必要ないため、業者ごとに知識や技術の差が大きいです。

④悪徳業者へのリスク

悪徳業者に引っかかる可能性が高く、相場よりも高い費用を支払ったり、低品質の塗装を受けるリスクがあります。

これらのリスクを避けるためには、複数の業者から見積もりを取ることや口コミや実績を確認することが重要です。

比較検討を行い、信頼できる業者を選ぶことをおすすめします。

業者によって見積もり条件を変更しない

要望が明確でないと、業者ごとで見積もり条件が異なってしまう可能性が高まります。

見積もりを比較する上で重要なのは、全ての業者に対して「同じ条件」で見積もりを依頼することです。

同じ条件で見積もりを取らないと、比較が難しくなり、どの業者が適しているのか判断できなくなります。

明確な要望を持って、一貫した条件で各業者に見積もりを依頼することが、適切な業者選びの基本です。

何度も依頼内容を変え見積もりを変更しない

見積もりは基本的に無料で提供されますが、無駄な時間や労力を使わせることは避けるべきです。

何度も条件を変えて見積もりを依頼すると、業者側からは契約の意志がないと誤解される可能性があります。

これが続くと、信頼関係やコミュニケーションに悪影響を及ぼし、質の低いサービスを提供される可能性もあります。

適切な方法は、複数の業者から一度に見積もりを依頼し、それらを比較して選定することです。

これにより、効率的に選択肢を絞り込むことができます。

また、選んだ業者に対しては、きちんと意向を示し、適切なコミュニケーションを取ることが重要です。

相互の信頼関係を築くことで、良好な契約や高品質のサービスが期待できます。

無理な値引きはお願いしない

他社の見積金額を提示して、それよりも安くすることは慎重になります。

無理な値引きや単に安さに焦点を当てた考え方は、本来必要な工程が削減されてしまい、最終的には失敗の責任が貴方に帰されてしまうかもしれません。

大切な家の塗装工事に本来必要な工程が欠けると、塗装が早く剥がれたり、塗装業者が責任を取ってくれない可能性もあります。


外壁塗装や屋根塗装で工事を依頼する前にしないほうが良い事【見積もり後】


安い業者を基準に選ばない

安い塗装業者を選ぶと、失敗の原因となります。

低価格には必ず理由があり、それが欠けてしまうこともあります。

適切な部分が塗装されず、必要な工程が省かれたり、塗料が再利用されたりする可能性もあります。

これらは本来必要なものが欠けたり、残りものが使われたりすることです。

低価格の背景を説明できない業者とは契約すべきではありません。

見積もりの金額以外もしっかりと見る

見積もりを複数社に依頼した場合、金額だけに目が行きがちですが、注意すべき項目があります。

まとめて金額が提示されているか、具体的な使用用途が明示されているか、根拠が説明されているかを確認することが重要です。

見積もりの金額は根拠があって算出されているはずです。

算出が不明瞭であり、使用用途や根拠の説明が欠けている業者とは契約すべきではありません。

キャンペーンに注意する

「今ならキャンペーンでお得になります!」や「モニター価格でリーズナブルに提供します!」などキャンペーンを実施する業者は多く存在します。

キャンペーンは魅力的な言葉ですが、注意して内容を確認しないと、実際は損をする可能性もあります。

キャンペーン時に注意すべきポイントは以下の3つです。

①「今だけ」や「この地区限定」など特別感が強調されている

②「今日契約していただければ値引きします」と急かされる

③安くなる理由や根拠の説明がない

塗装業者の「キャンペーン」や「特別価格」は、気を引くための手段に過ぎません。

注意して判断することが重要です。

大幅な見積もりの値引きに騙されない

業者によって金額が明確でないという問題があります。

この「不鮮明」な原因の一つに、大幅な値引きで顧客の興味を引こうとする手法が挙げられます。

これには10万円を超えるような大幅な値引き、高額から急激に金額を引き下げる手法が含まれます。

実際に大幅な値引きを行っても、塗装業者側が利益をしっかりと確保できている可能性は低いです。

何十万も値引きがあると「お得感」が演出されますが、根拠のない値引きはリスクを伴いますので、注意が必要です。

調査報告書を出さない業者と契約しない

塗装工事の見積もり費用の根拠として調査報告書が重要であり、この報告書には以下の内容が含まれています。

①建物の劣化場所の確認

②建物の劣化具合

③必要なメンテナンスの内容

通常、この調査報告書には写真や説明が付いており、これが見積もり費用の根拠となります。

調査報告書がない場合、詳細な金額を適切に提示することは困難です。

そのため、調査報告書を提示しない業者の見積もりには信頼ができません。

不鮮明な見積もりを出す業者とは契約しない

「不鮮明な見積もり」とは、以下のような見積もりの特徴があります。

①全てを「一式」で計算して詳細が分からない見積もり

②塗装面積がきちんと測られていない見積もり

③使用する塗料や工程が明記されていない見積もり

これらの特徴がある見積もりは、金額だけでなく、塗装工事の内容や詳細が把握しづらいです。

これが、塗装業者の不親切さや見積もりの不明確さに繋がります。

塗装工事の丁寧さは、見積もりの分かりやすさとも関連があり、言い換えれば、「塗装の丁寧さ=見積もりの分かりやすさ」とも言え、分かりやすい見積もりを提供する業者は、塗装工事も丁寧に実施する可能性が高いです。

見積もり金額の詳細説明がない業者とは契約しない

見積もりを受け取る際の良いやり方は、「見積もりを直接手渡しして根拠を説明してくれる」業者に依頼することです。

一方で、悪い業者は「郵送で見積もりを送付し、金額だけを提示して終わらせる」ことがあります。

たとえ遠くにいて直接伺えない場合でも、きちんと説明してくれる業者が信頼できると感じやすく、塗装工事は数百万円前後の大きな買い物になるため、信頼できる業者に見積もり金額を手渡しで説明してもらうことをおすすめします。

話し方・見た目・マナーの悪い業者とは契約しない

塗装の業者は数十万存在するため、地域だけでも多くの選択肢があります。

良い業者と悪い業者が存在するのは事実です。

ただし、外見や話し方だけで判断するのは避けるべきです。

一方で、良い業者はきちんとした職人教育を受けており、話し方や見た目、マナーが整っていることが多いです。

人柄も判断基準の一つとして考慮することで、良い業者を見極める手助けとなります。

覚えておくべきポイントは、話し方、見た目、マナーが整っている業者が信頼できる可能性が高いということです。

契約をせかしてくる業者と契約しない

契約を急かしてくる塗装業者は、信頼できる業者とは言えません。

その特徴として以下の3つが挙げられます。

①考える時間を与えず契約を迫ろうとする

②危険を煽って契約を急かしてくる

③「今だけ!」などキャンペーンで契約を急かしてくる

上記の業者は、不安や状況につけ込んで契約を迫り、冷静に判断する時間を与えてくれません。

お客さんのことを考えているのではなく、利益を優先しています。

塗装工事は、安い工事ではないため、大切な家のことを真剣に考えてくれる塗装業者と契約することが重要です。

下請けに工事をさせる業者とは契約してはいけない

下請け・孫請けに塗装工事を委託する業者には、いくつかの特徴があります。

①訪問販売を行う

②費用が高く(中間マージンが発生する)

③ホームページのスタッフ紹介に載っていない職人が作業に来る

④営業の身なりが高級ブランド物である

⑤営業所やホームページが派手で綺麗に装飾されている

営業会社が下請け、孫請けに塗装工事を発注することは一般的です。

一部は「自社施工」と宣伝しつつも、実際には下請け、孫請けに委託する事もあります。

下請け、孫請けによる塗装は責任感が欠け、雑な塗装やマナーの悪さなど、トラブルが多く起こりがちですので、注意が必要です。

クーリングオフの記載がない業者とは契約しない

クーリングオフの書面は契約時に必ず受け取るべき重要な文書であり、「クーリングオフについて記載された書面を受け取った日から8日以内」であれば契約を解除できる保護措置です。

悪徳業者はこの書面を渡さず、途中解約に違約金を課すことで不当な利益を得ようとすることもあります。

クーリングオフの権利を理解し、必要に応じて正しく利用することが重要です。

不当な違約金を求める業者には警戒が必要です。

外壁塗装や屋根塗装が安い理由


塗料を薄めている

塗装のコスト削減するために選ばれる手法の1つは、塗料を非常に薄めることです。コスト重視からくる塗料の過剰希釈が原因で塗料が足りなくなり、追加費用が発生しないように薄めざるを得なくなります。

各塗料メーカーが1㎡あたりに指定する適量があり、希釈することで塗装費用を削減できますが、過度に希釈すると屋根塗装や外壁塗装が失敗してしまう可能性が高いです。

外壁塗装の見積もりで安い塗料を提案されたら、その塗料1缶でどれくらいの範囲が塗れるかなど尋ねると良いです。

例えば、ダイヤモンドコート(塗料)を使って約50坪の外壁を塗装するには、2.3〜4.6缶分程度が必要です。

人件費の削減

技術の高い職人には、それ相応の報酬が必要です。

人件費を削減するためには、技術が低い職人を外し、技術が低い職人に外壁塗装や屋根塗装を依頼する必要があります。

安さを追求する影響で、技術が高い職人が外されたまま塗装が行われ、結果的に失敗する外壁塗装や屋根塗装に繋がります。

見積もりで安い費用が提示された際には、技術の高い職人さんもちゃんといるかなど、事前に塗装業者に確認しておくと良いです。

工期の短縮

塗装の工期が長いと、人件費や移動費用が増加します。

工期を短縮して費用を抑えようとすると、塗装の乾燥が不十分な状態で中塗りや上塗りが行われる可能性があります。

見積もりで安い費用が提示された場合、塗装のスケジュールや日程表を教えてほしいのと事前に塗装が進む日程を確認することをおすすめします。

塗料の乾燥に十分な時間が必要なため、最低でも下塗り、中塗り、上塗りで3日分は必要です。

適切な乾燥日程が含まれていない場合は、塗装業者に確認することをおすすめします。

中には下塗りと中塗りや中塗りと上塗りを1日で行う塗装業者もいます。

足場の削減

足場は塗装業者にとって重要な要素であり、その足場を簡略化することで足場代を削減することがあります。

しかしこれにより足場が不安定になり、事故のリスクが増加する可能性もあります。

足場代は一般的な30坪の建物では15〜20万円程度かかります。

見積もりで足場代が非常に安い場合は、適切な足場は確保できる金額なのか事前に確認することが重要です。

下請け業者への発注

人件費を削減する方法として、下請け業者に外壁塗装や屋根塗装を依頼することがあります。

さらに、下請け業者は中間マージンをとるため、利益を増やそうと急いで塗装を完了させようとします。

これが悪循環となり、適当な塗装につながり、結局は失敗した外壁塗装や屋根塗装になります。

失敗を避けるためには、塗装してくれるのは、すべて自社の職人かどうか事前に塗装業者に確認しておくことが重要です。

外壁塗装や屋根塗装の悪徳業者の特徴


訪問販売

悪徳業者との遭遇確率はかなり高いです。

外壁塗装や屋根塗装において、悪徳業者と遭遇しやすい手法の一つが訪問販売です。

どれだけ用心深くいても、訪問販売業者は、何かしらの方法で、近づいてくるため、それを防ぐのは難しいことです。

外壁塗装の訪問販売担当者が訪れた際に備えて、その手口を理解し対策を講じることが重要です。

訪問販売が危険な理由は、訪問販売から始まるためです。

覚えておくべきことは、訪問販売を通じて誠実にお客様にサービスを提供しようとしている信頼性のある業者も存在するということです。

悪徳業者が訪問販売を行う傾向がありますが、中には信頼性の高い業者もいるため、相手を注意深く見極め、信用できるかどうかを確認することがおすすめです。

訪問販売の注意するべきポイント

訪問販売で注意すべきポイントは、業者が契約を急かし、即決を要求する事です。

例えば、「今日中に契約すれば割引が適用されます」といったセールストークで契約を急かす業者には注意する必要があります。

他社との比較をさせないための戦術であり、悪徳業者の可能性が高いです。

訪問販売の具体的な解決方法

訪問販売担当者がやってきたら、まず話を聞かないようにしましょう。

さまざまな方法で、不安を煽り、外壁塗装の契約を取ろうとします。

そのため、一切の会話を避けることが大切です。

奥様が対応する場合には、「主人でないとわからない」という返答を避け、訪問販売担当者は、見込みのある顧客を見つけたら何度でも訪れるため、明確に「いりません」と伝えましょう。

オリジナル塗料

外壁塗装業者の中には、時折オリジナル塗料と呼ばれる製品を販売していることがあります。

塗料メーカーが製造したものではなく、その業者自身が開発したと主張する特別な塗料のことです。

オリジナル塗料自体が必ずしも悪質なものではありませんが、悪徳業者が頻繁に利用する手口の一つであるため、オリジナル塗料を提案された際には注意が必要です。

現代ではインターネットが普及しており、塗料の相場などを簡単に調査できます。しかし、業者が独自に製造したオリジナル塗料の場合、その情報がオンラインに掲載されていないことが多く、そのため塗料の内容や相場などを把握することが難しいです。

悪徳業者はこの点を利用し、相場よりも高い価格で塗料を販売したり、品質の低い塗料で塗装工事を行ったりすることがあります。

「大学と共同開発した」「メンテナンス不要の塗料」といった大げさな主張で販売を試みるため、注意が必要です。

オリジナル塗料の耐久性について「30年保証の塗料」と謳う業者もいますが、これは悪徳業者の典型的な手口です。

オリジナル塗料の注意するべきポイント

適切な判断のためには、以下のポイントを確認しましょう。

①何年前に開発された塗料か

②6~7年前にオリジナル塗料を使用した外壁を実際に見せてもらう

③塗料開発後の耐性実験などは実際の環境ではなく人工的な環境で行われる傾向があります。

オリジナル塗料を開発しても、業者のほとんどが実際の環境下で数十年の実績を持っていない現状です。

そのため、オリジナル塗料が使われて6年以上経過した建物の塗装を見せてもらい、その状態を確認することで、品質の高さを判断できます。

オリジナル塗料の具体的な解決方法

「オリジナル塗料」を保有している業者は避けましょう。

品質の良いオリジナル塗料を保有している業者もいるかもしれませんが、悪徳業者が多い傾向があります。

特に相場よりも高い見積もり金額を提示されている場合は、注意が必要です。

大幅な値引き

悪徳業者と出会う確率はかなり高いです。

10万円程度であれば、値引きの範囲と考えられますが、30万円、50万円、100万円など大きな金額の値引きを提案する悪徳業者も存在します。

値引き交渉の結果、合理的な割引が適用されれば、それはある程度信頼できる金額かもしれませんが、事前に交渉を行う前から大幅な値引きを提示してくる業者の場合は警戒が必要です。

業者の視点からすれば、値引きは良いことがほとんどありません。値引きを主導するのは考えにくいため、業者から値引きの提案があれば、悪徳業者の可能性が高いです。

特に「半額にする」「100万円以上安くする」といった大幅な値引きは、元の価格が適正であったかどうかも疑わしいです。

悪徳業者の営業担当者は、非常に巧妙な口実を使いながら営業を行うことがあります。

「モニター価格」や「ホームページに掲載するから」といった割引の口実を用意してきます。

相手がどんな口実で接近してきても、割引を売り込むために契約を急かされたら、警戒が必要です。

適正価格を確認するために、費用相場のシミュレーションを利用してください。

大幅な値引きを解決する具体的な方法

最初から値引き前提で見積もり金額を提示する業者は、ほぼ悪徳業者と考えましょう。

真摯な対応と塗装の技術でお客様と向き合うことを考えるなら、値引きで興味を引かせるのではなく、誠実に接してくるはずです。

10万円以上の値引きは、手抜きや不正の可能性があるため、注意が必要です。

工事費用の全額先払い

悪徳業者と出会う確率はかなり高いです。

外壁塗装の工事費用は、通常工事後に支払うのが一般的です。

工事の終了後に全額支払うのが基本的な支払い方法であり、もし工事前に全額の前払いを要求されるような状況になれば、それは悪徳業者の可能性があるため、警戒が必要です。

工事費の先払いに応じてしまうと、業者がお金だけを受け取って逃げる事もありますので、特に注意が必要です。

工事代金の一部を先払いしてほしいといった要求や、支払いを3段階に分けて行うなど、巧妙な手口もあります。

優良な塗装業者であれば、工事後に代金が支払われても問題ありません。

工事前の先払いなどの要求は、悪徳業者の手口である可能性が高いため、警戒が必要です。

工事費用の全額先払いを解決する具体的な方法

工事費の全額前払い方式は、悪徳業者らしい手口の一つです。

本来は塗装が終了した対価として金額の支払いを行うべきですが、塗装が始まる前に全額費用を支払わせようとする業者は、お客様を考慮せず、利益だけを考えている可能性があります。

注意しましょう。

まとめ



今回は、外壁塗装や屋根塗装で工事を依頼する前にしないほうが良い事について詳しく紹介しました。

外壁塗装や屋根塗装で工事を依頼する前にしないほうが良い事について知りたかった方は参考になる内容が多かったのではないでしょうか。

外壁塗装や屋根塗装で工事を依頼する前にしないほうが良い事はたくさんあります。

紹介した内容を参考にして外壁塗装や屋根塗装で工事を依頼する前にしないほうが良い事に関する知識を深めて下さい。
外壁塗装や屋根塗装中の過ごし方について知りたい方はこちらをご覧下さい。

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