外壁塗装に興味がある方必見!外壁塗装の流れや塗料について解説します!

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外壁塗装に使用される塗料は、色や特性を自分の希望通りに選ぶことができます。
自分好みの外観にしたり、耐久性を向上させたりすることができ、外壁塗装は、家の美観や耐久性を保つ上で極めて重要な役割を果たします。
実際に外壁塗装を行おうと思っても、どれくらいの時間がかかるのか、具体的に何をすれば良いのか分からず、不安を感じることが多いです。
そこで、今回は外壁塗装の手順全体を紹介します。
塗装作業に使用される塗料についても解説するので、外壁塗装を検討中の方はぜひ参考にしてください。
 

邪魔なものを片付ける

外壁塗装では、周囲のスペースを何度も利用します。
足場が必要な場合は、足場を建物の周りに組む必要があります。
そのため、家の周りに荷物があると、塗装工事がスムーズに進行しないことがあります。
荷物を移動する手間を省くためにも、家の周りにあるものは事前に移動させると良いです。
大きなものや重たいものは一人で移動するのが難しい場合もありますが、そのような場合は、できるだけ荷物を減らすように心掛けましょう。
 

車の移動

家の周りに車を駐車している場合は、車を移動させる必要があります。
車があると、足場の設置に邪魔になる可能性があり、車に塗料が付着する危険性もあるため、車の移動は外壁塗装にとって不可欠です。
しかし、家の周囲に十分な足場スペースがある場合は、車を移動させずに塗料の付着を防ぐためにカバーを使用するだけで済む場合もあります。
このような場合は、塗装会社に相談してみることをおすすめします。
 

近所への挨拶

外壁塗装工事中は、塗料の臭い、騒音、高圧洗浄による水の使用によってご近所さんへの迷惑がかかる事があります。
トラブルを避けるため、工事前に挨拶をして、誠意を示すことが大切です。
挨拶の際には、菓子折りや日用品のお土産を持参すると、相手の印象も良くなりますのでおすすめです。


工事代金の支払い

通常、塗装工事の代金の支払いは、工事完了後に一括で支払うか、工事前と工事完了後に半分ずつ支払う場合が一般的です。
契約内容を確認して、工事前に支払う場合は、きちんと払うようにしましょう。

外壁塗装の始まりから終わりまでの一連の流れとは?

 

塗装をする前の準備

①足場とシートの設置

まずは、足場の設置です。
足場は作業員の安全と塗装作業の効率を確保するために不可欠です。
家の周囲に仮設足場を設けることで、作業員が自由に移動しやすくなり、塗装がスムーズに行えるようになります。
一部の塗装会社では「足場なし工法」という方法で、足場を建設せずにロープを使用して塗装することがあります。しかし、この方法では安全性や作業効率が低下し、適切な工事が難しくなるかもしれません。
費用はかかりますが足場を建設して塗装することで、作業効率を向上させつつ安全性を確保することができます。
足場が設置された後、メッシュシートで家の周囲を覆います。
このシートは飛散防止シートと呼ばれ、塗装中に飛散する塗料が近隣の建物に付着するのを防ぐ役割があります。
シートは注意が必要で、家全体が覆われるため、泥棒が入りやすくなる可能性があることです。
そのため、しっかりと防犯対策を行い、泥棒が侵入できないようにすることが大切です。
 

②高圧洗浄

足場を組み、シートを設置した後は、高圧洗浄機を使用して外壁の汚れを取り除きます。
高圧洗浄機は、高圧の水を噴射して外壁の汚れを効果的に洗い落とします。
外壁塗装によって汚れが隠れてしまうため、外壁の洗浄が必要ないと考えがちですが、高圧洗浄は重要な役割を果たします。
高圧洗浄する事で塗装作業が簡単になります。
外壁に汚れやデコボコがあると、均一な塗装が難しくなります。
また、汚れが付着した下地では塗膜が弱くなり、耐久性も低下します。
そのため、高圧洗浄機を使用できる場合は、塗装前に外壁を洗浄することが重要です。
高圧洗浄機を使う際は、窓やドアがしっかり閉まっているか確認しましょう。
鍵も閉めて隙間を防ぐことで、洗浄時の水が家の内部に侵入するのを防ぐことができます。

③乾燥

高圧洗浄の後に重要な工程は乾燥です。
外壁に付着した水は拭き取らずに、自然乾燥させるために天日干しを行います。
この乾燥工程を十分に行わないと、塗料を塗布した後に残った水分が熱によって膨張し、外壁に膨れやひび割れを引き起こす可能性があります。
塗料が適切に外壁に密着しない原因ともなり得るため、乾燥時間はしっかり確保することが重要です。
外壁塗装の効果を最大限に引き出すためには、最低でも24時間、可能であれば48時間の乾燥時間を確保することをおすすめします。
 

④下地調整

洗浄が完了すると、下地調整作業に取り掛かります。
下地調整は、ひび割れの修復や外壁の剥がれの補修、崩れた箇所のパテ埋めなど様々な作業があります。
これらの作業は、塗料の密着を促し、外壁を平坦に整える役割を果たすため、極めて重要です。
下地作業は、塗装を行う前に外壁に直接行う最後の工程であるため、怠ると塗装面が均一でなくなったり、塗膜の剥がれが生じやすくなったりする可能性があります。
そのため、しっかりと下地調整を行うことが大切です。
 

⑤養生(ようじょう)

養生作業は、塗料が付かないようにするためにビニールシートやマスキングテープ、養生シートなどを使用して、地面やドア、窓、動かせない置物などを覆う作業です。
良い塗装業者であっても、どれだけ注意して塗装しても、塗料は飛散することがあります。
そのため、養生によって塗料の付着を防ぎ、必要な箇所以外に塗料が付着して目立つことのないようにすることが重要です。

塗装中の作業内容

 

①外壁塗装

洗浄、下地調整、養生などが終了した後、外壁塗装の本番である塗装工程が始まります。
通常、外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの順に行われます。
これらの工程を順に進めることで、塗装の効果を最大限に引き出すことができるため、全ての工程が重要です。
各工程にはそれぞれ重要な役割がありますので、紹介します。

・下塗り
下塗りは、主に色づけと外壁の保護を行う役割があります。
また、中塗りや上塗りの塗料の密着度向上にもなります。
下塗りは下地調整の一環と考えることもできます。
下塗りには、下地の状態に応じてシーラーやフィラー、プライマーなどの下塗り材が使用されます。適切な下塗り材の選択が重要です。

・中塗り
中塗りは、上塗りに使用される塗料と同じものを使用することが多いです。
基本的には1度目の上塗りと見なされますが、外からは見えない部分と誤解されがちです。
しかし、中塗りの状態によっては、塗膜の剥がれや不良が生じる可能性があるため、重要な工程です。

・上塗り
上塗りは、外壁の見た目に大きな影響を与える工程です。
塗料には様々な色やデザイン、機能がありますので、自分に合った塗料を選ぶことが重要です。
これらの塗装工程は、それぞれの工程ごとに十分な乾燥時間が必要です。
すぐに重ねて塗装すると、塗膜が不十分になったり、剥がれが生じる可能性があります。

②付帯塗装

 
付帯塗装とは、外壁以外の雨戸やベランダなどの部分の塗装の事です。
外壁以外に塗装しておきたい部分があれば、外壁塗装と同時に行い、手間を省きましょう。
 

塗装後の作業内容

 

①養生取り

 
塗装作業が終わると、養生の際に設置したビニールテープやマスキングテープ、養生テープなどを剥がす作業をします。
テープやビニールが残ってしまったり、剥がした後の粘着が残ってしまったりする可能性があるので、丁寧に剥がしましょう。
綺麗に剥がせなかった場合は、塗装会社と相談して処理する事をおすすめします。
 

②確認作業

養生取りが完了すると、最終的な確認作業に入ります。
この段階で、もし塗り残しがあったり汚れがある場合は、それらを処理することになります。
塗装会社の確認が終わったら、自分自身も一緒に確認作業を行います。
最終確認なので、塗り残しや汚れがないか十分な注意を払って確認しましょう。
月日が経ってから塗り残しを発見し、それがトラブルに発展する可能性もあるため、細部まで入念に確認することをおすすめします。

 

③足場解体

確認作業も終わり、足場が必要なくなるので、作業が始まる際に設置した足場と飛散防止シートを解体します。
これらを解体することでようやく家の外観の全体を見られるようになります。
 

④清掃

足場や飛散防止シートを解体した後は、塗装に使用した塗料缶や養生に使用した道具などを片付けます。
ゴミや汚れが残らないように清掃も行い、最終的にきれいな家に迎え入れるようにしましょう。


⑤引き渡し

家に問題がないことを確認した後、引き渡し手続きが行われます。
工事の内容により異なりますが、通常は約2週間程度の期間がかかります。
外壁塗装を検討している場合は、この工程にかかる期間をあらかじめ知っておくことが大切です。

⑥工事完了の挨拶

工事が完了したら、近隣の人々にしっかりと挨拶をして終えることが大切です。
工事前にも挨拶をしたかもしれませんが、工事終了時の挨拶も重要です。
工事中に発生した騒音や臭いなどで近隣に迷惑をかけた分、誠意を持って挨拶することで、トラブルを防ぐことができます。


外壁塗装をするおすすめのタイミングとおすすめの季節とは?



外壁塗装をするおすすめのタイミング

外壁塗装のおすすめのタイミングは、前回の外壁塗装から10年から15年が経過した頃です。
塗料の寿命は基本的にこの期間で、それを過ぎると防水機能や耐熱機能が低下する可能性があります。
寿命を過ぎた塗料では、外壁の材料が影響を受けることもあり、家の耐久性にも悪影響を及ぼすかもしれません。
寿命だけでなく、外壁の劣化状態を注意深く観察して、外壁塗装のタイミングを決定することも重要です。
外壁は劣化すると様々な兆候が現れるため、これらの劣化症状を見逃さないようにしましょう。
経年劣化によるひび割れや剥がれ、変色などが見られる場合、早めの対処が必要です。

チョーキング現象

  ・外壁にチョークのような粉がつく現象。

  ・主な原因は紫外線による塗膜のダメージ。

  ・防水機能が低下するため、早急な外壁塗装が必要。

塗膜剥離

・外壁塗膜に水分が入って膨張し、塗膜が剥がれる現象。

 ・放置すると広がり、外壁塗装の効果が低下する。

 ・早めの外壁塗装が必要。

クラック (ひび割れ)

 ・外壁にできるひび割れ。ヘアクラックや構造クラックなどがある。

 ・塗料の劣化によって水を吸収しやすくなり、ひび割れが生じる。

 ・ 浸水や害虫の侵入の原因にもなりうる。

露筋

  ・外壁材の鉄筋が腐食し、外壁表面に露出する現象。

   ・塗料の劣化による浸水や腐食が原因。

   ・家へのダメージが大きくなるため、早めの外壁塗装が望ましい。

これらの劣化症状を注意深く観察し、適切なタイミングで外壁塗装を行うことで、家の外観や耐久性を保つことができます。
外壁塗装は家の健康を守るために重要なメンテナンスです。

露筋が生じてしまっている場合は、早急に対応しましょう。
 

おすすめの外壁塗装の季節とは?

外壁塗装には適切な季節が存在し、その中でも気温が高く雨が少ない春や夏が最適です。
この季節は塗料の乾燥が効率的に行われ、塗料の良さを最大限に引き出すことができます。
一方、気温が5度未満で湿度が85%以上の条件下では塗装が難しく、塗料の乾燥に時間がかかりすぎてしまうため、春や夏が外壁塗装に適した季節と言えます。
梅雨や冬は外壁塗装に注意が必要な季節です。
雨が多い梅雨や気温が低い冬は、塗料の乾燥に時間がかかり、効率が低下する可能性があります。
場合によっては、塗装のやり直しになる可能性もあるため、梅雨や冬に塗装する際は慎重に検討しましょう。
急いで外壁塗装を行いたい場合は、梅雨や冬でも不可能ではありません。
ただし効率は低くなるため、塗装会社とよく相談して計画を立てることが大切です。
梅雨や冬に塗装する際には、塗装作業の条件や工程に注意を払いながら進めましょう。
 

まとめ

外壁塗装には多くの工程が含まれ、それぞれが重要な役割を果たしています。
塗装作業が始まる前にも準備作業があります。
これらを怠らずに進めることで、外壁塗装を効率的に進行させることができます。
時間がかかる印象のある外壁塗装も、順を追って進めることで早く完了させることが可能です。
急ぎすぎて手を抜いてしまうことは避けるべきです。
事前の準備や塗装後の最終確認は、家の保護のために丁寧に行うことが重要です。
効率と品質のバランスを保ちながら作業を進めることが大切です。
外壁塗装に関心がある場合は、ぜひ当社にご相談いただければと思います。
適切なアドバイスやサポートを通じて、外壁塗装をスムーズに進める事ができます。

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