2023/08/09
外壁塗装で使える助成金や補助金を見つける方法を知っていますか?
外壁塗装で使える助成金や補助金を見つける方法についてあまり知らないという方が多いと思います。
そんな方向けに外壁塗装で使える助成金や補助金を見つける方法について詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
まずは、外壁塗装で使える助成金や補助金の種類から詳しくみていきましょう。
目次
外壁塗装で使える助成金や補助金の2種類

リフォームに活用できる助成金や補助金
特定の状況において、改修工事に関する補助金や助成金が活用できます。
リフォームならどんな工事でも対象で、介護保険付き住宅、子育て支援、空き家の有効活用に伴う外壁塗装でもこの補助金を活用することができるので便利です。
エコ対策する事で受け取れる補助金や助成金
助成金や補助金の中には、環境保護に貢献する取り組みによって支給される制度が数多く存在します。
「熱遮断塗料」や「断熱効果のある塗料」を取り入れることで、環境への配慮を示すことが可能となり、これによって助成金や補助金を受け取る事ができます。
外壁塗装で使える助成金や補助金を見つける方法
外壁塗装に関する助成金や補助金は、住んでいる地域によって大きく異なります。
理由は、助成金や補助金が各自治体ごとに設定されているためです。
外壁塗装で使える助成金や補助金を調べるためには、以下の手段があります。
- 住んでいる地域の役所に問い合わせる
- インターネットで「助成金 〇〇市 外壁塗装」と検索する
- 地元の業者に相談する
外壁塗装の費用を抑えるためにも、工事を委託する前に徹底的に調査し、確認することが重要です。
外壁塗装の助成金や補助金を申請する手順
①申請の手続き
まずは、外壁塗装の業者を選びます。
業者を選ぶ時は、価格だけでなく、助成金や補助金の適用実績も考慮することが大切です。
選んだ業者と相談し、必要な書類を準備します。
必要書類の例としては以下があります。
- 工事内容が把握できる見積書
- 委任状(施工業者による代理申請の場合)
- 建物の所有者が確認できる書類(固定資産税通知書、課税明細書、建物登記簿謄本の写しなどが該当)
②助成金・補助金の申請
必要な書類を用意したら、自治体に助成金や補助金の申請を行います。
注意点は、工事前に手続きを完了させる必要があることです。
業者と契約する前に申請することがあります。
その場合、契約日は申請が認められた日以降にする必要があります。
工事前に申請すると、支援金が受け取れない可能性があるので気を付けましょう。
③工事の開始
助成金や補助金の申請が認められて通知が届いたら、業者と契約して工事を始めます。
実際に進めてみると、申請した内容と異なる工事が必要な場合もあります。
しかし、申請していない工事には助成金や補助金が適用されません。
異なる工事が必要な場合は、都度申請が必要です。
④工事完了後の報告
外壁塗装が完了したら、自治体に工事の完了報告書を提出します。
この報告書には、領収書、請求書、工事の内訳書、工事前・工事中・工事後の写真などが含まれます。
提出内容は自治体や業者に確認しましょう。
書類を提出したら、通知を待ちます。
⑤助成金・補助金の受給
申請した助成金や補助金の支払いには数カ月かかる場合があります。
依頼者ではなく、自治体によっては、業者に直接支払われる場合があり、見積もり段階で助成金や補助金を考慮して値引きしてくれたりします。
愛媛県松山市の外壁塗装助成金の詳細

松山市わが家のリフォーム応援事業
⚫︎助成金対象工事例
屋根の葺き替え、防水又は塗装その他の屋根工事
外壁の張替え、塗装、シールの打替えその他の外装工事
ガラスの取替え、雨樋の取替えその他の樋工事
⚫︎受付期間
第1期:令和5年5月8日(月曜日)~令和5年5月24日(水曜日)
第2期:令和5年7月31日(月曜日)~令和5年8月17日(木曜日)
⚫︎対象者
リフォーム工事を行う家を所有し、現在その家に住んでいる人
松山市内に営業所等を有するリフォーム業を営む者等と工事請負契約を締結する人
実績報告後、松山市が行う現地確認を受けることができる人
⚫︎申請書類
・補助金交付事前申請書【押印不要】
・補助対象工事の見積書のコピー
・補助金交付申請書(様式第1号)【押印不要】
・補助対象工事を行う住宅の全景及び施工予定箇所の写真
・住民票の写し【コピー不可】
・市税を滞納していないことを証する書類(完納証明書)【コピー不可】
・登記事項証明書(建物)【コピー不可】
・補助対象工事の見積書【原本】
・補助対象工事の内容が確認できる図面
・暴力団排除に係る誓約書(様式第2号)【押印不要】
・各種同意書
・銀行等口座番号確認書【押印不要】
・対象住宅の位置図
・過去の居住確認及び申請後の居住に関する誓約・承諾書
・省エネ改修工事内容確認書
⚫︎金額
「リフォーム基本工事額」と「住環境向上工事額」の合計の10%(上限30万円)に「加算額」を加えた額。
※補助金額が補助対象工事費(税抜)の2分の1を上回る場合は、補助対象工事費の2分の1を補助金額。
加算内容
・移住者
平成28年4月1日以後に市外から転入した方で、実績報告後3年以上定住する方(30万円)
※再転入者は、転入前の1年間松山市に居住していないこと及び松山市から転出する以前からリフォーム対象の建物を所有していないこと(相続による所有を除く)
・居住誘導区域
令和4年1月1日以後に居住誘導区域外から区域内に転居し、補助対象工事を行う人(10万円)
・リノベーション
令和4年1月1日以後に中古住宅を購入し、補助対象工事を行う方(10万円)
・三世代同居、近居、多子世帯
申請する住宅のリフォームを行うことで、新たに三世代同居・近居になる方又は多子世帯に該当する方(30万円)
※三世代近居の場合は、申請者又はその配偶者と親・子・孫(18歳未満の人及び妊娠中の子に限る。)等の関係にある人が1Kmの範囲内に住宅を所有し、かつ、その人がその住宅に居住することが必要です。
⚫︎問い合わせ先
住宅課
愛媛県松山市二番町四丁目7-2本館7階
電話:089-948-6349
外壁塗装を安く依頼するコツ

火災保険・助成金・補助金を活用する
自然災害や火災のリスクをカバーするための火災保険が、外壁塗装にも役立ちます。
保険に加入している場合、外壁塗装の費用の一部が補償される可能性があります。
地域の自治体が提供する補助金も、一般的に10万円から20万円の助成金が用意されています。
自分の状況に適した助成金や補助金を見つけてみましょう。
適切な塗装業者を選ぶ
同じ塗料を使用しても、職人の技量によって耐久性に違いが生じます。
専門家の技術を判断するのは難しいかもしれませんが、過去の実績を確認することで信頼性を評価できます。
実績豊富な工事業者は、経験からくる高いスキルを持っています。
工事費用を支払っても、耐用年数の違いによる大きな差が生じますので、慎重に選びましょう。
足場費用を安くする
足場の設置にかかる費用は、外壁塗装工事全体の20%を占めていると言われています。
足場を組む際には、工事業者と足場業者が通常別々になりますが、両者が一貫して提供する事もあります。こういった場合、中間マージンがかからないため、コスト削減をする事ができるため、こういった業者を見つけて利用することをおすすめします。
Webサイトの見積もりを利用する
複数の業者の見積もりを比較するために、比較見積もりサイトが便利です。
同じ工事であっても、業者ごとに料金が異なることがあります。
比較見積もりサイトでは登録されている全ての業者の見積もりを比較し、最もリーズナブルな業者に外壁塗装を依頼できます。
定期的なメンテナンスをする
大規模な工事を回避するためにも、家の損傷が小さいうちにメンテナンスを行うことが重要です。
放置すると、工事が必要になる前に比べて工事費用が膨らむ可能性があります。
費用を抑えるために、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
閑散期に工事を依頼する
外壁塗装業者の繁忙期は春と秋で、冬は、比較的ヒマな時期です。
この時期に外壁塗装業者をすることで、よりリーズナブルな価格で工事を行える可能性があります。
工事を予定している場合、業者選びに十分な時間をかけて検討すると良いです。
長期的な視点で考える
外壁工事は、長期的な視点で検討することが重要です。
初期費用に惑わされず、耐用年数や使用素材を考慮して工事プランを組むことが費用を抑える秘訣です。
環境に適した素材や工法を選ぶことで、将来のコストを削減できます。
無駄なサービスがないか確認する
一部の業者は、高額な追加サービスを含む見積もりを提示することがあります。
見積書を再確認し、本当に必要なサービスかどうかを見極めましょう。
高級な塗料や不要な場所への塗装など、無駄なコストを避けるためにも慎重に対処しましょう。
地域の業者に依頼する
大手のハウスメーカーに比べて、地元の業者は通常価格が抑えられる可能性が高いです。
大手メーカーは外部業者に工事を委託する事が多いため、その分コストが高めになることがあります。
地元業者の場合、直接施工するため仲介料が不要ですし、より適切な素材や工法を提案してくれることが多いです。
大手ハウスメーカーもアリ
大手ハウスメーカーは信頼性が高く、保証や品質面で安心感があります。
業者選びは、長期的な視点で価格と品質をバランス良く考えることが重要です。
外壁塗装の実績や評判、提供するサービス内容を調査し、適切な選択をしましょう。
塗料グレードの低くする
塗料のグレードを下げることで費用を抑えることができます。
高級な塗料からシリコン系塗料にグレードダウンすることで、数万円から15万円程度の費用削減が見込めます。
しかし、元々シリコン系塗料が選ばれている場合、変更すると耐用年数が少なくなるだけです。
使用する塗料を適切に検討しましょう。
外壁と屋根を同時塗装する
外壁と屋根の塗装工事を同時に依頼することで、足場代を1回分で済ませることができます。
一度にかかる費用は増えますが、将来的な塗装工事も考慮すると効果的です。
屋根のメンテナンスも重要なので、計画的に工事を進めましょう。
価格交渉する
業者を決定した後、値引き交渉を行うことで価格を安くする事が可能です。
交渉で5〜10%の値引きや3〜5万円の割引がされたりします。
可能であれば、価格交渉を試してみてください。
価格交渉の注意点
相見積もりの状態で、さらに価格交渉するのは控えるべきです。
信頼性の高い業者は適切な価格を提示しています。
交渉の結果、工事の一部が削減されてしまう可能性もあります。
そのため、適正な価格で提供されるサービスを尊重しましょう。
ローン減税制度を活用
リフォームローンに関連するローン減税制度を活用すれば、工事にかかる利息を控除できます。
しかし、利用条件や手続きに注意が必要です。
自身の状況に合わせて専門家に相談することをおすすめします。
現金一括払いする
現金一括払いは、分割払いに比べて通常総額が安くなります。
分割払いには、金利や手数料がかかるためです。
現金一括で支払うことでこれらの追加費用を回避できます。
自身の経済状況に応じて適切な支払方法を選択しましょう。
キャンペーンを活用する
チラシや新聞広告に掲載されているキャンペーン情報は、工事費用の削減に繋がる場合があります。
割引や特典を提供している事が多いです。
しかし、キャンペーンの詳細や条件をよく理解して利用しましょう。
まとめ
今回は、外壁塗装で使える助成金や補助金を見つける方法について詳しく紹介しました。
外壁塗装で使える助成金や補助金を見つける方法について詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
外壁塗装で使える助成金や補助金を見つける方法は、 住んでいる地域の役所に問い合わせる、インターネットで「助成金 〇〇市 外壁塗装」と検索する、地元の業者に相談するなどです。
外壁塗装の費用を抑えるためにも、工事を委託する前に徹底的に調査し、確認することが重要です。
愛知県松山市では、条件がありますが、リフォーム基本工事額、住環境向上工事額の合計の10%(上限30万円)に加算額を加えた額が受け取れたりするので活用してみて下さい。
松山市の助成金についてより詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。