2023/05/23
外壁塗装で火災保険を使う時に経年劣化は対象になるかを知っていますか?
外壁塗装で火災保険を使う時に経年劣化は対象になるかをあまり知らないという方が多いと思います。
愛媛県松山市の方向けに外壁塗装で火災保険を使う時に経年劣化は対象になるのかについて詳しく紹介します。
すでに詳しい方は改めて確認するつもりで読んでみて下さい。
目次
外壁塗装で火災保険を使う時に経年劣化は対象になる?
外壁の年月による劣化で一番目立つものは、モルタル壁のひび割れです。
最初は高級感のある一枚の壁でも、時間が経つにつれて何本ものひび割れが現れます。
経年劣化による問題は、サイディングボードでは見つけづらいですが、コーキングの劣化によって収縮や剥がれが起こることもあります。
また、塗装が色あせたり、黒ずんだりすることやサイディングに割れや浮きが生じることもあります。
釘や金属部品がある場合は、錆びることも経年劣化の一例です。
火災保険の対象になる災害被害

炎災や爆風による被害
もし建物や家財に炎災が発生し損害が生じた場合、火災保険の対象となり、補償金を受け取ることが可能です。
・外壁塗装の補償事例
火災が発生し、建物が燃えてしまった
隣の住居で発生した火災により、外壁が損傷を受けた
隣の住居でカセットコンロのガスボンベが爆発し、外壁が損傷を被った
台風や竜巻の被害
竜巻や台風、強風によって外壁に亀裂や傷が生じた場合、火災保険の適用対象となります。
・外壁塗装の補償事例
竜巻によって屋根や雨戸が吹き飛ばされた
台風の強風で飛来物が当たり、外壁が損傷を受けた
大雨・浸水・土砂崩れによる被害
暴風雨や突発的な豪雨などによる水害の影響で、洪水や高潮、土砂崩れなどの被害が発生した場合、それに対して保険の対象となります。
ただし、契約の内容によっては、「被害が一定の割合を超える場合」という条件が設けられており、損害額が全額補償されない可能性もあります。
・外壁塗装の補償事例
床上浸水により外壁が損傷した
土砂崩れによって外壁が損傷した(建物が一部破壊された)
ひょうや豪雪地帯の大雪により外壁に被害があった時も火災保険の補償対象です。
ただし、契約内容によっては「被害が一定割合以上に達するもの」と定められ、損害額が全額補償されない場合もあります。
・外壁塗装の補償例
ひょう・雪による被害
ひょうが降って屋根・外壁・雨樋が破損した
大雪により雨どいが破損した
大雪により外壁が破損した(家屋が半壊)
外壁塗装関連の火災保険の種類
・住宅火災保険
一般的な火災保険で、火災、水害、雷災、風害、雹害など基本的な自然災害に対する補償が含まれています。
外壁塗装工事時に使用されることもあります。
・住宅総合保険
住宅火災保険に加えて、盗難、いたずら、漏水、不注意による破損などの災害も補償範囲に含まれる火災保険です。
外壁塗装工事時に利用されることもあります。
・オールリスクタイプ
住宅火災保険や住宅総合保険よりも広範囲な災害に柔軟に対応しており、工事の規模に関わらず保険金が支払われる点や家のタイプに合わせて細かく補償範囲を設定できる点など、契約内容が選択可能な保険です。
お客様のニーズに合わせて提供されます。
・店舗総合保険
住宅火災保険に加えて、盗難、いたずら、暴行、漏水、不注意による破損などの災害も補償範囲に含まれる火災保険です。
外壁塗装工事時に利用されることもあります。
・団地保険
住宅総合保険と多くの共通点がありますが、借家賠償責任保険や個人賠償責任保険など、戸建て住宅にはない特別な補償内容が含まれることがあります。
補償範囲は類似しています。
火災保険の申請方法

保険会社に連絡して被害を報告する
保険を申請する期間は3年ですが、できるだけ早く連絡するのが望ましいです。
分からないことがあれば、この時点でメモを取り、質問できるように準備しておくと良いでしょう。
電話する際には、「契約者の名前」「保険証券番号」「被害の状況と発生日」を手元に準備しておくとスムーズです。
また、自分で手を加える前に、必ず被害の状況を写真に撮っておくようにしましょう。
必要な書類を用意して保険会社に提出する
必要な書類は、契約している保険会社によって異なりますので、事前に確認して必要なものを提出しましょう。主な書類は以下の通りです。
特に見積もりは業者に頼まなければならないので、早めに手配するようにしましょう。
保険の申請に必要な書類
・保険金請求書:保険会社の指定書式を使用します。
・事故内容報告書
・被害の状況を写真に撮ったもの
・修理費の見積もり書:業者が作成します。
保険会社による現地の検査
保険会社の専門家が、提出された要求が適切かどうかを確認するために現地検査を行います。
保険金の払出しの決定
保険会社は現地検査の結果に基づいて保険金の額を審査し、支払いの決定を行います。保険会社から査定結果が連絡され、指定した口座に振り込まれます。
補修作業の実施
保険金が振り込まれた後、補修作業を行いましょう。
外壁塗装の火災保険について知っておいた方がいい事

自分の家の外壁が適用対象なのか確認する
自分の家の外壁が適用対象かどうかを確認しましょう。
火災保険の適用は、損害鑑定人が判断します。
損害鑑定人が「適用されない」と判断すれば、破損の程度に関わらず火災保険は適用されません。
損害鑑定人が「一般社団法人 日本損害保険協会」に所属しているかどうかは、鑑定を依頼する上で重要なポイントです。
申請書の作成は業者に依頼するか?自分でするか?
申請書の作成を業者に依頼するか?自分でするか?を検討しましょう。
火災保険の申請に必要な書類は、主に以下の3つです。
・火災保険金の請求書
・事故の報告書
・修理箇所の工事見積書
上記の書類が揃っていないと、火災保険の適用は受けられません。
もし書類作成が難しい場合は、業者に代行依頼することをおすすめします。
損害箇所の写真撮影をする
損害箇所の写真を撮影することも大切です。
「事故の報告書」には、損害箇所の写真が必要です。
事前に鑑定人に損害の状況を報告することで、現地調査がスムーズに進められます。
損害箇所だけでなく、家全体が写るような写真も撮影しておくと良いでしょう。
悪質な業者に注意
過大な見積もりを提示したり、保険申請が不認可となった場合に高額なキャンセル手数料を要求するなど、悪徳な行為を行う業者が存在するようです。
もし見積もりが適正価格とかけ離れている場合、保険の申請が困難になるばかりでなく、保険金の支払いも完全に保証されているわけではありません。
その他にも「火災保険を利用すれば、外壁補修に一切の費用がかからずに済む」といった虚偽の話をする悪徳業者もいます。
虚偽の理由で保険金を申請した場合、最悪の場合は業者だけでなく保険契約者自身も詐欺行為に関与したとみなされてしまう可能性があります。
このような不要なトラブルに巻き込まれないためにも、業者選びは細心の注意を払う事をおすすめします。
まとめ
今回は、愛媛県松山市の方向けに外壁塗装で火災保険を使う時に経年劣化は対象になるのかについて紹介しました。
外壁塗装で火災保険を使う時に経年劣化は対象になるのかについて、詳しく知りたかった方は、参考になる内容が多かったのではないでしょうか。
紹介した内容を参考にして外壁塗装で火災保険を使う時に経年劣化は対象になるのかに関する知識を深めて下さい。
火災保険のデメリットについて知りたい方はこちらをご覧下さい。