耐用年数を超えると屋根塗装の状態はどうなる?

塗料選びの際に、耐用年数についてよく聞きますよね。
耐用年数を超えると、塗装の状態はどうなるのでしょうか。
この記事では、屋根塗装を前提として、耐用年数や、耐用年数を超えたときの屋根塗装の状態をご紹介します。

□塗料別の耐用年数をご紹介!


屋根塗装に使われることが多い塗料について、その耐用年数をご紹介します。
ここで、メーカーによって塗料の耐用年数は異なるため、参考程度にとどめていただけると幸いです。

3年~5年が耐用年数の塗料は、アクリル樹脂系塗料です。
単価は低めであるものの、耐用年数の短さは気になるところです。

5年~7年が耐用年数の塗料は、ウレタン樹脂系塗料です。
汚れを防いだり、施工をしやすくしたりするのに優れた塗料です。

7年~10年が耐用年数の塗料は、シリコン樹脂系塗料です。
たくさんの色があり、耐久性に優れています。

10年~15年が耐用年数の塗料は、フッ素樹脂系塗料・無機塗料・ピュアアクリル塗料・光触媒塗料です。
耐用年数が長い分、塗料の単価は高めです。

□耐用年数を超えると屋根塗装の状態はどうなる?

第1に、チョーキング現象が起きることがあります。
紫外線や雨に当たった塗料は、その成分の一部が分解されてしまいます。
そのため、屋根材の表面に白い粉が浮き出てきます。
こうなると、耐久性や防水性に影響が出てくるので注意しましょう。

第2に、コケやカビが生えることがあります。
こちらも、屋根の防水性に影響を与えます。
また、カビが大量に発生すると、人体に悪影響を及ぼす危険も出てきます。

第3に、屋根材の表面がひび割れることがあります。
屋根材に浸入した雨水が、膨張と収縮を繰り返すことで、ひび割れが起きます。

第4に、塗装が剥がれたり反ったりすることがあります。
そうなると、屋根材は外部からの影響を受けやすくなってしまいます。

第5に、さびることがあります。
屋根材に、クギやナットなどの金属でできている部品を使うと、それがさびる可能性があります。
さびることで、穴が広がって、それらの部品本来の役割を果たせなくなってしまうでしょう。
金属の屋根材を使っていると、屋根材全体がさび付きやすくなっています。

□まとめ

まずは、塗料別の耐用年数についてご紹介しました。
塗料によって耐用年数や単価が大きく異なることを、改めて注意しましょう。
また、耐用年数を超えると屋根塗装の状態はどうなるかについてもお伝えしました。
屋根塗装がご紹介した状態になっている場合は、早めに、かつ適切に対処する必要があります。
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