2026/09/11
外壁塗装の費用を安くする方法12選|助成金・相見積もり・注意点を解説
外壁塗装を検討していて、「できるだけ費用を安くしたい」「見積もりが予算を超えて困っている」という方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装は、複数の業者から見積もりを取ったり、塗料や工事内容を見直したりすることで、費用を抑えられる場合があります。ただし、安さだけで選ぶと、施工不良や追加費用などのトラブルにつながるおそれもあります。
この記事では、外壁塗装の費用を安くする方法をはじめ、助成金の活用、業者選びのポイント、契約前の注意点を紹介します。予算に合った工事を依頼するために、ぜひ参考にしてください。
外壁塗装の費用相場はいくら?
外壁塗装の費用を安くする前に、まずは工事金額の目安を知っておくことが大切です。外壁塗装は、建物の形状や劣化状況、足場の設置条件、塗料の種類などによって費用が変わります。
株式会社砂田塗装では、標準的な戸建住宅の外壁60㎡を想定した料金目安を公開しています。
| 外壁塗装プラン | 使用塗料 | 税込価格 | 期待耐用年数 | 保証 |
|---|---|---|---|---|
| パーフェクトトップSiプラン | 日本ペイント パーフェクトトップ | 55万円〜 | 約12〜15年 | 7年 |
| グランセラトッププラン | 日本ペイント グランセラトップ | 66万円〜 | 20年 | 10年 |
| スーパーセランフレックスプラン | ダイフレックス スーパーセランフレックス | 77万円〜 | 24〜26年 | 最長12年 |
| WBアート無機3色塗りプラン | スズカファイン WBアート(多彩仕上工法) | 88万円〜 | 14〜20年 | 最長10年 |
外壁塗装プランには、仮設足場の設置、高圧洗浄、養生、下地補修・シーリング処理、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り、完了検査・清掃まで含まれています。
屋根塗装の料金目安
屋根塗装については、標準的な戸建住宅の屋根50㎡を想定した料金目安を公開しています。
| 屋根塗装プラン | 使用塗料 | 税込価格 | 期待耐用年数 | 保証 |
|---|---|---|---|---|
| ファインパーフェクトベストプラン | 日本ペイント ファインパーフェクトベスト | 33万円〜 | 約10〜13年 | 7年 |
| グランセラベスト2液ファインプラン | 日本ペイント グランセラベスト2液ファイン | 38.5万円〜 | 15年相当 | 10年 |
屋根塗装プランには、仮設足場の設置、高圧洗浄、下地補修・ケレン、縁切り(タスペーサー設置)、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り、完了検査・清掃まで含まれています。
外壁と屋根塗装の工事時期が近い場合は、同時施工により足場を共用できるため、別々に工事するよりトータル費用を抑えやすくなります。
詳しい料金や各プランの特徴は、砂田塗装の料金目安ページをご確認ください。
砂田塗装からのポイント
表示価格は標準的な戸建住宅(外壁60㎡/屋根50㎡・80㎡)を想定した目安です。建物の形状・劣化状況・足場の設置条件によって価格は変動します。正式なお見積りは無料の外装劣化診断後にご提示します。追加工事のご依頼がない限り、見積り以上の金額は請求いたしません。
外壁塗装の費用を安くする方法12選

外壁塗装の費用を安くする方法として、以下が挙げられます。
・地元の外壁塗装の業者に頼む
・外壁塗装と屋根塗装を一緒にする
・市町村の助成金を活用する
・塗料のグレードを下げて塗装してもらう
・現金でまとめて払う
・住宅ローンの減税を活用する
・相見積もりを3社目安にとる
・いらない作業を断る
・夏や冬に塗装を依頼する
・値引き交渉する
・火災保険を利用する
・キャンペーン情報を確認する
地元の外壁塗装の業者に頼む
外壁塗装の費用を抑えたい場合は、地元の塗装専門店へ直接見積もりを依頼する方法があります。
ハウスメーカーなどに外壁塗装を依頼しても、実際の施工は下請けや孫請けの塗装業者が担当するケースがあります。その場合、工事費に加えて営業費や中間マージンなどが含まれるため、費用が高くなりやすくなります。
一方、地元の塗装業者へ直接依頼すれば、こうした中間コストを抑えられる可能性があります。
たとえば、ハウスメーカーでは130万〜140万円程度かかる工事でも、地元業者では100万円前後に収まり、30万〜40万円ほど費用を抑えられるケースがあります。
ただし、地元業者であれば必ず安くなるわけではありません。
見積もりを比較する際は、金額だけでなく、施工内容や使用する塗料、保証の範囲、実際に施工を担当する業者まで確認し、同じ条件で総額を比べることが大切です。
株式会社砂田塗装では、松山市を中心に愛媛県内で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っています。地域の建物や施工内容を確認したい方は、施工事例から確認できます。
外壁塗装と屋根塗装を一緒にする
外壁塗装と屋根塗装の塗り替え時期が近い場合は、まとめて工事することで費用を抑えやすくなります。
外壁塗装と屋根塗装を別々に行うと、その都度、足場の設置・解体が必要です。一般的な戸建てでは足場代だけで15〜20万円前後かかることもあるため、同時に施工すれば足場を組む回数を1回に減らせます。
外壁と屋根を点検してもらい、近い時期にどちらも工事が必要なのであればまとめて施工する、まだ必要がなければ無理に追加しない、といった判断をすると無駄な出費を防ぎやすくなります。
市町村の助成金を活用する
住んでいる自治体によっては、住宅リフォームに利用できる補助金や助成金が用意されており、外壁塗装が対象になる場合があります。
利用できれば工事費の一部を補助してもらえるため、自己負担を抑えることが可能です。ただし、すべての自治体で外壁塗装に使えるわけではありません。
制度ごとに、対象となる工事費、施工業者、築年数、納税状況、申請時期などの条件が定められています。
外壁塗装を検討し始めた段階で、市区町村の公式サイトや担当窓口から、その年度の募集状況と条件を確認しておきましょう。
※全国共通の制度ではありません。
塗料のグレードを下げて塗装してもらう
初期費用を抑えたい場合は、使用する塗料のグレードを見直す方法があります。
たとえば、高耐候性のフッ素塗料や無機塗料から、標準的な価格帯の塗料へ変更すれば、材料費を抑えられることがあります。
塗装面積や選ぶ商品によっては、工事費に数万円から十数万円程度の差が出ることもあります。
ただし、安い塗料を選べばよいというわけではありません。塗料によって期待できる耐用年数が異なるため、塗り替えの回数が増えれば、そのたびに足場代や施工費がかかります。
今後どれくらい住む予定なのか、外壁材との相性に問題がないかも含めて、価格帯の異なる塗料を2〜3種類ほど提示してもらい、総額と耐用年数を比較して選ぶとよいでしょう。
現金でまとめて払う
外壁塗装の費用を現金で支払えば、リフォームローンを利用した場合に発生する利息や手数料を負担せずに済みます。
100万円を超えることもある外壁塗装では、ローンの金利や返済期間によって支払総額にも差が出ます。
一方で、「現金一括なら工事費そのものを値引きしてもらえる」とは限りません。
値引きに対応するかどうかは業者によって異なるため、現金払いを理由に大幅な値引きを前提とするのは避けましょう。
住宅ローンの減税を活用する
外壁塗装を含むリフォーム工事でも、一定の増改築等に該当し、要件を満たす場合は「住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)」を受けられる可能性があります。
2026年中に対象となる増改築等を行い、居住を開始した場合、控除期間は10年間です。各年の控除額は、原則として住宅ローンの年末残高等の0.7%で、年間の控除限度額は14万円です。
ただし、外壁塗装を行っただけで必ず住宅ローン控除を受けられるわけではありません。
対象となる増改築等に該当することに加え、住宅ローンの返済期間が10年以上であること、補助金などを差し引いた工事費が100万円を超えることなど、複数の要件があります。
利用を検討している場合は、契約前に施工会社や税務署などへ確認し、予定している工事が住宅ローン控除の対象になるか確認しておきましょう。
※実際の控除額は、住宅ローン残高や工事費、所得税額などによって異なります。
相見積もりを3社目安にとる
外壁塗装を依頼する前に、複数の業者から相見積もりを取りましょう。
相見積もりを取ることで、外壁塗装にかかる費用の目安だけでなく、業者によって見積もり金額に差が出る理由も確認しやすくなります。
見積書を比較するときは、総額だけで判断せず、塗装面積や使用する塗料、下地補修の内容、雨樋や軒天などの付帯部、足場代といった内訳まで確認することが大切です。
特に塗装工事では、同じ「外壁塗装一式」でも、実際の塗装面積やシーリング数量、付帯部の範囲によって内容が大きく変わります。各社の数量が大きく違う場合は、どのように計測したのか確認してみましょう。砂田塗装の料金目安は料金ページでも公開しています。
金額が安くても、一部の工事が見積もりに含まれていなければ、工事後に追加費用が発生する可能性があります。
できるだけ同じ条件で見積もりを依頼し、工事内容と金額をあわせて比較しましょう。
相見積もりを取る業者数に決まりはありませんが、比較しやすさを考えると3社程度を目安にするとよいでしょう。
いらない作業を断る
見積書に含まれている工事のうち、今回必ずしも必要ではない項目を外すことで、外壁塗装の総額を抑えられる場合があります。
たとえば、状態に問題のない設備の交換や、希望していない意匠変更などが含まれていれば、本当に必要な工事なのか確認してみましょう。
見積もりから項目を外したい場合は、「この作業をしなかった場合に何が変わるのか」を業者に確認したうえで判断しましょう。
夏や冬に塗装を依頼する
外壁塗装は春や秋に依頼が集まりやすい一方、地域や業者によっては夏や冬のほうが日程を調整しやすい場合があります。
業者側の予定に合わせることで、費用について相談できることもあります。
ただし、夏や冬に依頼すれば必ず安くなるわけではありません。繁忙期や予約状況は業者によって異なるため、季節だけを理由に大幅な値引きを期待するのは避けましょう。
また、塗料には施工できる気温や湿度などの条件が定められています。冬は低温や結露、夏は塗装面の温度が高くなりすぎることで、施工できる時間が限られる場合もあります。
費用だけで時期を決めず、使用する塗料の施工条件を守れる日程かどうかも確認しておきましょう。
値引き交渉する
見積額が予算を超えている場合は、契約前に値引きが可能か相談してみましょう。
希望する予算を伝え、現在の工事内容でどこまで対応できるか確認します。
値引きの提示を受けたら、使用する塗料や補修範囲、保証内容が変わっていないかも確認しましょう。
工事内容の変更を伴う場合は、何を減らしていくら安くなるのか、見積書に記載してもらうと比較しやすくなります。
火災保険を活用する
台風や強風、飛来物などによって外壁や屋根が損傷した場合は、加入している火災保険の補償を受けられる可能性があります。
保険金を修理費に充てることができれば、その分だけ自己負担を抑えられます。
ただし、火災保険は通常の外壁塗装費用を補助する制度ではありません。時間の経過による色あせや塗膜の劣化、経年劣化によって生じたひび割れなどは、基本的に補償の対象にはなりません。
台風などによる被害が発生した場合は、損傷した箇所の写真や被害が発生した時期を記録し、まず加入している保険会社や代理店に補償の対象になるか確認しましょう。
キャンペーン情報をキャッチする
外壁塗装業者によっては、期間限定の割引やキャンペーンを実施していることがあります。条件が合えば、通常より費用を抑えられる場合があります。
ただし、割引率だけを見て判断するのではなく、キャンペーン適用後の工事総額を確認することが大切です。
キャンペーンを利用する場合も、ほかの業者から見積もりを取り、同じ工事内容で総額を比較したうえで依頼先を決めましょう。
外壁塗装で確認したい助成金(補助金)

外壁塗装で補助を受けられるかは、自治体の制度と工事内容によって異なります。
リフォーム支援制度の対象工事に加え、省エネ改修を伴う場合の補助・加算の条件も確認しましょう。
活用可能なリフォーム関連の助成金(補助金)
住宅の維持や住環境の改善を目的としたリフォーム支援制度では、外壁塗装が補助対象になることがあります。
たとえば、松山市の2026年度「わが家のリフォーム応援事業」では、外壁の塗装や張り替えなどが対象工事に含まれています。
申請には、対象となるリフォーム工事費の合計が税抜50万円以上であることに加え、住宅の築年数や施工業者などの条件もあります。
同じリフォーム関連の制度でも、対象となる工事は自治体ごとに異なります。制度名だけで判断せず、募集要項や補助対象工事の一覧まで確認しましょう。
環境対策により受けられる助成金(補助金)
自治体によっては、省エネ性能の向上を目的とした改修に対して補助や加算を受けられる場合があります。
ただし、「遮熱」「断熱」と表示された塗料を使用するだけで補助対象になるとは限りません。住宅全体の断熱性能や対象となる工事、必要な証明書などが細かく定められていることがあります。
松山市の2026年度制度では、一定の条件を満たすと通常の補助金に30万円が加算される「省エネ化加算」があります。
対象となるには、建築物省エネ法の省エネ基準に適合する工事を行い、BELS評価書で断熱性能レベル4以上であることを示す必要があります。
省エネ関連の補助を検討するときは、補助額だけでなく、基準を満たすために必要な工事費や証明書の取得費用なども含めて判断しましょう。
外壁塗装の助成金(補助金)の申請手順
申請手続き
まず、自治体の募集要項を確認します。
対象となる住宅や工事内容、施工業者の条件、契約・着工が可能になる時期などを確認してから、施工業者に見積もりを依頼しましょう。
期限だけでなく、工事完了や実績報告の期限も確認し、工事期間を含めて余裕を持って予定を組みましょう。
助成金(補助金)の申請
必要書類をそろえたら、受付期間内に自治体が指定する方法で申請します。
制度によっては、事前申請と本申請に分かれていたり、応募が多い場合に抽選が行われたりすることがあります。
注意したいのは、申請を受け付けてもらった段階や抽選に当選した段階では、まだ契約や着工ができない制度があることです。
交付決定前の契約・着工が対象外となる場合もあるため、工事を始めてよい時期を必ず確認しましょう。
工事の開始
契約や工事を開始できる時期は制度によって異なります。交付決定後の契約・着工が条件となっている場合は、通知を受け取ってから工事を始めます。
施工業者にも補助対象となる工事内容や完了期限を共有し、申請した内容と実際の施工内容にずれが出ないようにしましょう。
工事内容や費用を変更する必要が生じた場合は、施工する前に自治体へ確認します。
制度によっては変更承認の手続きが必要で、事後報告では補助対象として認められないことがあります。
工事完了後の報告
工事が終わったら、自治体へ実績報告を行います。
必要書類は制度によって異なりますが、実績報告書、工事契約書、領収書、施工中・施工後の写真などの提出を求められることがあります。
工事内容や金額を途中で変更した場合は、変更に関する書類の提出が必要になることもあります。
写真不足や提出期限の超過によって補助を受けられなくなる場合もあるため、工事中から必要書類を整理しておきましょう。
助成金(補助金)の受給
実績報告後に審査が行われ、補助金額が確定すると、請求手続きを経て補助金が振り込まれます。
補助金は工事完了後に支給される場合があるため、工事代金を先に支払う必要があるか確認しておきましょう。
また、工事内容や費用に変更があった場合は、交付決定時の金額から補助金額が変わることがあります。
申請書類や契約書、領収書などは、補助金を受け取るまで保管しておきましょう。
外壁塗装を相場より安い費用で依頼するリスク
外壁塗装を相場より安い費用で依頼するリスクとして、以下が考えられます。
・塗料を必要以上に薄められる
・十分な乾燥時間を確保されない
・足場や安全対策の品質が下がる
・契約後に追加費用を請求される
・品質の低い塗料を使用される
塗料を必要以上に薄められる
塗料は、施工時に水やシンナーなどで薄めて使用することがあります。
ただし、メーカーが定める希釈率を超えて薄めると、塗膜が十分な厚さにならず、本来の性能を発揮できないおそれがあります。
その結果、耐久性や防水性に影響し、色あせや劣化が早まる可能性もあります。見積もりが極端に安い場合は、材料費を必要以上に削っていないか確認しておくことが大切です。
十分な乾燥時間を確保されない
外壁塗装を相場より安い費用で依頼すると、工期を短縮するために十分な乾燥時間が確保されないリスクがあります。
塗料が十分に乾いていない状態で次の工程へ進むと、塗膜がうまく密着せず、剥がれや仕上がりの悪化につながる可能性があります。
必要な乾燥時間は塗料の種類や気温、湿度などによって異なります。そのため、契約前に工程表を確認し、メーカーが定める施工条件に沿って作業するか確認しておきましょう。
施工不良によって早期に再塗装が必要になると、結果的に費用が高くなることもあります。
足場や安全対策の品質が下がる
外壁塗装は高所での作業が多いため、安全に施工するには適切な足場や墜落防止対策が必要です。
必要な作業床や手すりなどが十分に設けられていないと、作業員の安全性が低下するだけでなく、安定した姿勢で作業しにくくなり、細かな部分の塗装や確認にも影響するおそれがあります。
契約後に追加費用を請求される
必要な工事が十分に含まれておらず、契約後に追加費用が発生する可能性があります。
たとえば、下地補修などが見積もりに含まれていなければ、工事が始まってから費用が追加され、最終的な支払額が当初の見積もりを上回ることがあります。
契約前に追加料金が発生する条件を確認し、追加工事が必要になった場合は、施工前に理由や工事内容、金額を説明してもらいましょう。
品質の低い塗料を使用される
契約内容と異なる塗料や、外壁材に適していない塗料が使われると、期待していた耐久性や仕上がりを得られない可能性があります。
価格が安い塗料だからといって、必ずしも品質が低いわけではありません。
見積書にメーカー名や商品名を記載してもらい、使用する塗料を契約前に明確にしておきましょう。
外壁塗装の費用を抑えるための塗装業者の選び方

外壁塗装の費用を抑えるための塗装業者の選び方として、以下が挙げられます。
・見積もりの内訳が具体的に記載されている
・保証やアフターフォローが用意されている
・施工実績が十分に公開されている
・必要な資格や許可を取得している
・口コミや評判に大きな問題がない
・見積もりや商談時の説明が丁寧である
・地域での施工実績や評判が確認できる
見積もりの内訳が具体的に記載されている
見積書では、総額だけでなく工事の内訳まで確認しましょう。
塗装の種類や面積、足場の設置単価、塗装の単価、塗りの回数など、具体的な情報が記載されている企業を選びましょう。
保証やアフターフォローが用意されている
施工後に余計な補修費を負担しないためにも、保証やアフターフォローの内容を確認しておきましょう。
保証は「何年間付いているか」だけでなく、何が対象になるのかを見ることが大切です。塗膜の剥がれは対象でも、色あせや既存の下地が原因となる不具合、自然災害などは対象外になる場合があります。
契約前に保証書の内容を確認し、保証期間や対象範囲、対象外となる条件、不具合が発生した場合の対応方法まで確認しておきましょう。
弊社では、最大で15年の保証があります。
施工実績が十分に公開されている
施工実績を確認するときは、件数だけでなく施工内容まで見ておきましょう。砂田塗装では施工事例を公開しています。
自宅と近い外壁材や築年数の施工事例があり、施工前の劣化状態や使用した塗料、補修内容などが分かれば、必要な工事を適切に提案できる業者か判断する材料になります。
完成後の写真だけでなく、下地処理やシーリング工事など、施工途中の様子が掲載されているかも確認してみましょう。
必要な資格や許可を取得している
資格や建設業許可の有無も、業者の施工体制を確認するポイントの一つです。会社情報や施工体制については、会社概要などで確認しましょう。
また、塗装技能士などの資格を持つ職人が在籍しているか確認するのも一つの方法です。ただし、資格を持っていない職人が施工すること自体が違法というわけではありません。
資格や許可だけで判断せず、誰が施工や現場管理を担当し、施工後にどのような確認を行うのかも聞いておきましょう。
口コミや評判に大きな問題がない
口コミや評判も、塗装業者を比較するときの参考になります。
ただし、星の平均点だけで判断するのではなく、口コミの内容まで確認しましょう。「説明のない追加料金が発生した」「工事後に連絡が取れなくなった」など、同じような不満が繰り返し投稿されている場合は注意が必要です。
一方で、口コミだけでは投稿者の状況や実際の工事内容まで分からないこともあります。投稿時期や件数、業者からの返信なども含めて確認しましょう。
気になる口コミがある場合は、見積もりや商談の際に直接確認し、業者の説明や契約内容と照らし合わせて判断することが大切です。
見積もりや商談時の説明が丁寧である
見積もりや商談の際に、必要な工事とその理由を分かりやすく説明してくれるか確認しましょう。
劣化箇所の写真を見ながら、必要な補修や使用する塗料について説明してもらえれば、どの工事に費用をかける必要があるのか判断しやすくなります。
費用を抑えたい場合は、「今回は見送れる工事はあるか」「予算を下げると施工内容がどう変わるか」と聞いてみるのも良いでしょう。
地域での施工実績や評判が確認できる
地域での施工実績や評判も、業者を選ぶ際の参考になります。
近隣で施工した事例があれば、自宅と似た住宅でどのような工事を行っているのか確認できます。施工事例を見せてもらえる場合は、仕上がりだけでなく、補修内容や工事後の対応についても聞いてみましょう。
地域で長く営業している業者であれば、近隣での評判や過去の施工事例を確認できる場合もあります。
ただし、地元の業者だから必ず費用が安い、対応が早いとは限りません。見積もりの内容や施工体制、アフターフォローまで含めて比較することが大切です。
外壁塗装を安く依頼する際に注意したい悪徳業者の特徴
以下のような対応が見られる場合は、説明の根拠や契約条件を十分に確認しましょう。
・名前や会社名を明確に名乗らない
・契約を急がせてくる
・根拠なく大幅な値引きをしてくる
・工事前に費用の全額支払いを求めてくる
・根拠の不明確なオリジナル塗料を勧めてくる
・必要以上に不安を煽ってくる
・足場代の無料を強調してくる
名前や会社名を明確に名乗らない
正式な会社名や担当者名を明らかにしない相手とは、契約や支払いを進めないほうが安全です。
工事後に問題が起きても、責任の所在や連絡先が分からなくなります。名刺だけでなく、所在地、連絡先、契約主体となる事業者名まで確認しましょう。
契約を急かしてくる
「今日決めないとこの価格ではできない」と契約を急かす業者には注意が必要です。
比較する時間がないまま契約すると、不要な工事や不利な支払条件を見落としやすくなります。
キャンペーンに期限があっても、見積書を持ち帰ってシッカリと検討しましょう。
根拠なく大幅な値引きをしてくる
工事内容が変わっていないのに、その場で見積額が大きく下がる場合は、値引きの理由を確認しましょう。
使用する塗料や塗装面積、補修範囲、保証内容などに変更がないか、見積書を見ながら確認することが大切です。
工事前に費用の全額支払いを求めてくる
着工前に工事費の全額支払いを求められた場合は、支払い条件や理由をよく確認しましょう。
先に全額を支払ってしまうと、工事が進まない、業者と連絡が取れなくなるといったトラブルが起きた際に、支払った費用を取り戻すのが難しくなる可能性があります。
材料の手配などを理由に着手金を設ける契約もありますが、工事費の全額を前払いすることとは異なります。
根拠の不明確なオリジナル塗料を勧めてくる
オリジナル塗料を勧められた場合は、商品名だけでなく、製造元や性能を確認できる資料も見せてもらいましょう。
耐久性や性能について十分な根拠を確認できない場合は、注意が必要になります。
必要以上に不安を煽ってくる
「今すぐ塗装しないと危険」「すぐに建物が傷む」など、不安を強く煽って契約を急かす業者には注意しましょう。
外壁の色あせや細かなひび割れが見つかったとしても、それだけで建物全体の安全性まで判断できるとは限りません。
傷んでいる箇所の写真や、劣化の原因、必要な工事について具体的な説明を求めましょう。
説明の根拠が分からない場合は、その場で契約せず、別の業者にも状態を確認してもらうと安心です。
足場代の無料を強調してくる
「足場代無料」と案内されていても、工事全体の費用まで安いとは限りません。
見積書では足場代が0円になっていても、その費用が塗装代や諸経費などに含まれている場合があります。
足場の設置・解体、運搬、飛散防止ネットなど、どこまで費用に含まれているのか確認したうえで、工事全体の税込総額を比較することが大切です。
また、足場代を抑えることで、必要な安全対策まで省かれていないかも確認しておきましょう。
外壁塗装を依頼するタイミング
塗り替え時期は、年数だけで決めるものではありません。実際の劣化状況を見ながら、全面塗装が必要なのか、部分補修で済むのかを判断します。
前回の塗装から10〜15年経過したとき
前回の塗装から10〜15年ほど経っている場合は、一度外壁の状態を確認してもらうタイミングです。
ただし、10〜15年という年数はあくまで目安であり、すべての住宅に当てはまるわけではありません。使用している塗料や外壁材の種類、日当たり、雨風の当たり方などによって、劣化の進み方は異なります。
前回の施工記録や契約書が残っている場合は、使用した塗料や施工時期も確認しておきましょう。そのうえで、色あせやチョーキング、ひび割れなどの劣化症状も確認し、全面塗装が必要なのか、部分的な補修で対応できるのかを判断することが大切です。
外壁にクラックが発生したとき
外壁にクラックと呼ばれるひび割れが見つかった場合も、補修や塗装を検討するタイミングです。
ひび割れの状態はさまざまで、塗膜の表面だけに生じているものもあれば、外壁材や下地まで影響しているものもあります。そのため、必ずしも全面塗装が必要になるわけではありません。
ただし、ひび割れの大きさや深さによっては、そこから雨水が入り込み、外壁内部の劣化につながることがあります。
気になるひび割れを見つけた場合は、写真を撮って状態を記録し、広がっていないか確認しておきましょう。
シーリング材に剥がれや亀裂が見られるとき
外壁の継ぎ目や窓まわりにあるシーリング材に、剥がれや亀裂、隙間が見られる場合も、補修を検討するタイミングです。
シーリングには、外壁材同士の隙間を埋め、雨水の侵入を防ぐ役割があります。
紫外線や雨風の影響を受け続けると徐々に劣化し、表面に亀裂が入ったり、外壁材との間に隙間ができたりすることがあります。
補修方法には、既存のシーリング材を撤去して新しく施工する「打ち替え」と、既存のシーリング材の上から新しい材料を施工する「増し打ち」などがあります。
シーリングの補修だけで対応できるのか、外壁塗装も併せて行う時期なのか、外壁全体の状態を点検してもらいましょう。
外壁の色あせが目立ってきたとき
外壁の色あせが目立ってきた場合は、塗膜の状態を確認するタイミングです。
外壁は紫外線や雨風の影響を受けることで、少しずつ色やつやが変化していきます。
色あせだけですぐに雨漏りへつながるわけではありませんが、塗膜の劣化が進んでいる可能性はあります。
チョーキング現象が発生したとき
外壁を触ったときに、塗料と似た色の粉が手に付く状態をチョーキング現象といいます。
紫外線や雨風などによって塗膜が劣化し、塗料に含まれる顔料が表面に現れることで起こります。
チョーキングが見られた場合は、塗膜が劣化している可能性があるため、外壁塗装を検討するひとつの目安になります。
外壁塗装をせずに放置するデメリット
外壁塗装をせずに放置するデメリットとして、以下が挙げられます。
・建物の耐久性が低下する
・苔や藻が発生しやすくなる
・雨漏りが発生する可能性が高まる
・シロアリなどの害虫被害につながる
建物の耐久性が低下する
外壁の塗装や補修を長期間行わず、劣化した状態を放置すると、建物の耐久性に影響することがあります。
例えば、窯業系サイディングではひび割れ、金属系サイディングではさびや腐食が生じることがあります。
こうした劣化が進むと、雨水が外壁内部に入り込み、外壁材や下地まで傷む可能性があります。
色あせだけで建物の寿命が短くなるわけではありませんが、ひび割れや剥がれ、反り、さびなどが見られる場合は注意が必要です。
苔や藻が発生しやすくなる
日当たりや風通しが悪く、湿気が残りやすい外壁では、苔や藻、カビなどが発生しやすくなります。
塗膜の劣化が進むと、外壁表面に水分が残りやすくなることもあります。ただし、苔や藻の発生には塗膜の状態だけでなく、日当たりや周囲の植栽、雨水の流れなども関係します。
放置すると外観が悪くなるほか、同じ場所に繰り返し発生する場合は、外壁の状態も確認したほうがよいでしょう。清掃する際は、外壁材を傷めない方法で洗浄することが大切です。
雨漏りが発生する可能性が高まる
外壁のひび割れやさびによる穴、劣化したシーリングの隙間を放置すると、雨水が入り込み、雨漏りにつながることがあります。
雨水の侵入が続けば、外壁内部の下地なども傷み、補修範囲が広がるおそれがあります。
室内に雨染みや壁の湿りが見られる場合は、塗装だけで済ませず、雨水の侵入箇所を調べて必要な補修を行いましょう。
シロアリなどの害虫被害につながる
雨漏りや浸水によって柱や土台などの木材が湿った状態が続くと、シロアリが生息しやすい環境になることがあります。
特にヤマトシロアリは湿った場所を好むため、雨水の侵入や床下の湿気がある場合は注意が必要です。シロアリによる食害が進むと、柱や土台などの木材が傷み、建物の耐久性にも影響します。
松山市で外壁塗装の費用を抑えるなら「必要な工事を正確に見極める」ことが大切
外壁塗装は、単純に一番安い会社を選べば費用を抑えられる工事ではありません。建物の状態を確認し、「今すぐ必要な工事」と「今回は見送れる工事」を分けることが、無駄な出費を防ぐうえで重要です。
株式会社砂田塗装では、松山市を中心に愛媛県内の住宅を診断し、外壁・屋根・シーリング・防水などの状態を確認したうえで工事内容を提案しています。必要のない工事まで無理に追加するのではなく、建物の劣化状況と今後の住まい方を踏まえて判断することを大切にしています。
「この見積もりは高いのか」「この工事は本当に必要なのか」と迷った場合は、施工内容・数量・塗料・保証を同じ条件で比較してください。実際の施工内容は施工事例、料金の目安は料金ページから確認できます。
外壁塗装費用を安くする方法に関するよくある質問
お金がなくて外壁塗装ができない場合はどうすればいいですか?
まず点検を受け、すぐに補修すべき箇所と後回しにできる箇所を確認しましょう。部分補修で対応したり、補助制度やリフォームローンを利用したりする方法もあります。
工事を分けると足場代が重複する場合もあるため、将来的な費用も含めて検討することが大切です。
外壁塗装の費用は分割払いできますか?
塗装会社の提携ローンや金融機関のリフォームローンを利用すれば、分割払いできる場合があります。
外壁塗装でコスパの良い塗料はどう選べばよいですか?
コスパの良い塗料は、予算や今後何年住む予定かによって変わります。
価格だけでなく、耐久性や次回の塗り替え時期まで考えて比較することが大切です。塗料の種類だけで性能を判断せず、外壁との相性も含めて選びましょう。
外壁塗装を20年しないとどうなりますか?
20年間塗装していなくても、すべての住宅に同じ不具合が起こるわけではありません。ただし、ひび割れや塗膜の剥がれなどを放置すると、外壁材や下地まで劣化する可能性があります。
長期間点検していない場合は、一度外壁やシーリングの状態を確認し、必要な補修や塗装を判断してもらいましょう。
外壁塗装を検討中の方へ
費用だけでなく、建物の状態に合った工事内容を選ぶことが外壁塗装では重要です。詳しく知りたい方は、以下のページもあわせてご覧ください。
投稿者プロフィール

- 愛媛県を拠点に外壁塗装・屋根塗装・防水工事を手がける株式会社砂田塗装。
現地調査から施工まで責任を持って対応し、建物の劣化状況に合わせた長持ちする塗装提案を大切にしています。
愛媛県で後悔しない塗装工事のための実践的な情報を、現場目線で発信しています。
保有資格
・一級塗装技能士
・外壁診断士
・足場組み立て作業主任者
・有機溶剤作業主任者
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