外壁の赤外線調査とは?方法や費用、注意点などを解説!


外壁の劣化診断を検討していて、「赤外線調査」とはどのような方法で行われるのか知りたいと思われる方も多いのではないでしょうか。

赤外線と聞くと、大掛かりな調査になるのではないか、費用が高額なのではないかと心配になるでしょう。


そこで、本記事では外壁の劣化診断のうち、赤外線調査について以下のような情報を解説していきます。


・外壁の赤外線調査とは

・赤外線調査にかかる費用相場

・赤外線調査を行うメリット

・赤外線調査を行うデメリット

・赤外線調査を行う際の注意点


記事を読んでいただくと、外壁の赤外線調査の基礎知識を得られて、劣化診断の際の不安を解消できます。

外壁塗装や劣化診断を検討している方は、施工前にぜひ確認してみてください。


目次

外壁の赤外線調査とは


外壁の赤外線調査とは、赤外線サーモグラフィーで外壁を撮影して、表面温度の差を画像化することによって補修箇所を特定する方法です。

目では見えませんが、外壁は赤外線を放射しています。

外壁が放射している赤外線をカメラで撮影して、不具合がないか調べるのです。

破損箇所は熱を持つため、赤外線サーモグラフィーで撮影するとひび割れや剥離などを見つけられます。

最近では、高所での赤外線調査にドローンを使用するケースもあります。


外壁の赤外線調査にかかる費用相場


外壁の赤外線調査にかかる費用相場は、1平方メートルあたり120〜350円ほどです。

30坪の住宅の場合、外壁の面積はおおよそ120〜130平方メートルなので、調査費用は1万4,400〜4万5,500円ほどかかる計算になります。

ただし、住宅の形状によって実際にかかる費用は異なります。


外壁の赤外線調査を行うメリット


外壁の赤外線調査を行うメリットは、以下の4点です。


・費用が抑えられやすい

・調査する際の危険性が低い

・調査時間が短くて済む

・雨漏り箇所も調査できる


それぞれのメリットの内容を、以下にて詳しく解説します。


費用が抑えられやすい


赤外線調査では、足場の設置が不要なため、そのぶん費用が抑えられやすいです。

劣化診断のうち、外壁を打診棒で叩いて調査を行う打診棒調査では足場の設置が必要です。

外壁の浮きを調べるために効果的な調査方法ですが、費用が高くなってしまいます。

外壁塗装は大きな出費となるため、どこかで費用を抑えたいと思う方も多いのではないでしょうか。

赤外線調査では地上からカメラで外壁の撮影ができるため、足場を設置することなく調査を行える点は大きなメリットといえるでしょう。


調査する際の危険性が低い


赤外線調査では足場や高所にのぼる必要がないため、調査時の危険性が低いです。

最近では、地上からはチェックが難しい高所での調査はドローンで行える場合があるため、安全性が高いです。

職人が落下する恐れがなく作業を行えるので、安心して調査を任せましょう。


調査時間が短くて済む


足場を設置する調査方法を選んだ場合は、そのぶん作業時間を要します。

赤外線調査では足場の設置が必要ないため、調査時間が短くて済みます。

足場を設置する際は、組立だけでなく解体にも時間が必要です。

そのため、赤外線調査は忙しくて時間がないという方におすすめの方法です。


雨漏り箇所も調査できる


赤外線調査では、外壁の破損箇所だけでなく雨漏りの調査も行えます。

赤外線サーモグラフィーで映像化された表面温度を確認して、ほかの部分よりも温度が低い箇所は雨漏りが起きている可能性があります。

今は住宅内に水が落ちてきていなくても、天井裏や壁の中で雨漏りが発生している場合には有効な調査方法です。

また、雨漏りが発生している場合は赤外線サーモグラフィーで追うことで水の通り道を断定しやすくなります。


外壁の赤外線調査を行うデメリット


赤外線調査を行うデメリットには、以下の3つがあります。


・確実な結果が出ない場合がある

・環境により調査できない場合がある

・天候により調査できない場合がある



メリットとともにデメリットも把握しておくことで、調査時の不安をより軽減できます。

以下にて、デメリットのそれぞれの内容を詳しく解説しますので、確認しておきましょう。


確実な劣化状況を調査できない場合がある


調査時の季節や時間などで外壁の温度は変化するため、診断結果が実際の状況と異なる場合があります。

また、解析に十分な画像が撮影できないと細かな破損を発見できないこともあります。


建物がある環境によっては調査できない


劣化診断を行う建物がある環境によっては、ドローンを飛ばすことが禁止されているため、調査ができない場合があります。

例えば、空港やヘリポートの周辺、人口集中地区の上空ではドローンを飛ばすことはできません。

ただし、どちらも安全が確保できて許可を得ている場合はドローンの飛行は可能です。

しかし、警察や消防が緊急で活動を行う「緊急用務空域」では許可があっても禁止とされています。

ドローンは便利な半面、飛行中に事故を起こしてしまう可能性があるため使用の際は注意が必要です。


天候によっては調査できない


天候が非常に悪いと、赤外線調査を行えません。

激しい風雨の際は、赤外線サーモグラフィーを使用しても確実な調査結果が出にくいです。

また、ドローンを飛ばすことも難しいため、天候を見ながら調査する必要があります。


外壁の赤外線調査を行う際の注意点


外壁の赤外線調査を行う際は、壁面の装飾をできるだけ取り外したり、優良な業者に依頼したりするようにしましょう。

2つのポイントを押さえておくことで、調査時の失敗を防ぎやすくなります。

以下にて、それぞれの内容を解説します。


外壁の装飾はできるだけ取り外しておく


赤外線調査を行う前に、外壁に施している装飾はできるだけ取り外しておきましょう。

外壁に装飾があると、赤外線サーモグラフィーで撮影しても壁面の温度が正確に測れません。

調査結果に差が出てしまうため、プランターや看板といった装飾は先に取り外しておくことをおすすめします。

せっかく劣化診断を行っても、装飾のせいで結果が出ずに再調査となれば追加費用がかかります。

劣化診断にかかる費用を抑えるためにも、外壁は調査がしやすい状態にしておきましょう。


経験豊富な優良業者に依頼する


的確な調査結果を得るためには、経験豊富で優良な業者に依頼するようにしましょう。

赤外線調査では撮影した画像の解析が必要です。

破損や不具合のある箇所を正確に見つけるためには、高い技術力を持つ職人による画像の撮影や解析が重要なポイントとなります。

そのため、施工実績が豊富で、優良な業者を選んで調査を依頼しなければなりません。

安心して調査を任せられる業者は、主に以下のようなポイントを押さえて選びましょう。


・対応が丁寧である

・わかりやすく説明してくれる

・見積書の内容が明瞭である

・建設業許可や国家資格を持っている


劣化診断を依頼した業者は、その後に塗装工事も行ってもらう場合があります。

外壁塗装も住宅を守る大切な工事ですので、信頼度が高い業者に依頼しましょう。

まずは劣化診断を依頼する業者選びを失敗しないように、慎重に選ぶことをおすすめします。

外壁の赤外線調査は住宅の劣化を知るためにも重要!優良業者に依頼しよう

外壁の赤外線調査では、赤外線サーモグラフィーを使って外壁の不具合を見つけられます。

足場の設置が必要な打診棒調査に比べて、費用を抑えられたり、工期を短くできたりします。

ただし、場合によっては確実な調査結果を得られないことがあるのです。

少しでも正確な結果を出すためにも、業者選びは丁寧に行い、安心して任せられる職人を探すようにしましょう。



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代表取締役 砂田 篤史


代表挨拶


数ある中で弊社ホームページをご覧頂きありがとうございます。
弊社は愛媛県松山市にて屋根塗装・外壁塗装専門店として2015年10月26日創業後、様々な人に支えられて
今まで事業を継続して参りました。
今後も地域の方々に必要とされるような塗装店を目指し、高品質なサービスを提供し皆様の大事な資産をお守りします。
私は15歳からこの業界に職人として入り、塗装歴15年になる塗装オタクのような人間です。長年勉強してきた知識を生かして最適なプランをご提供致します。
建物は様々な状態があります。一軒一軒適正な診断を行い適正な施工方法で分かりやすく細かいご提案を心掛けていますので安心してお任せ下さい。

会社名株式会社砂田塗装
代表砂田 篤史
所在地〒799-2654 愛媛県松山市内宮町505-1 カワモトビル3F
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事業内容外壁塗装、屋根塗装、シーリング、防水工事
資本金5,000,000円
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