外壁塗装に必要な乾燥時間について解説します!

外壁塗装にはどのくらいの期間がかかるのかをご存じでしょうか。
それを決めるものの1つに、乾燥時間があります。
この乾燥時間は何を基準としているのか、塗料ごとの乾燥時間はどのくらいか、外壁塗装しやすい季節はいつかを、この記事で解説します。

□外壁塗装に必要な乾燥時間について解説します!

乾燥時間は、塗料の成分の一部が蒸発し、硬化するまでにかかる時間のことです。

*乾燥とは?

乾燥には、指触乾燥・半硬化乾燥・硬化乾燥・完全乾燥の4段階があります。

1段階目は、指で塗料を触ったときに、その塗料が指に付かない段階です。
2段階目は、塗料を軽く擦ったときに、塗膜に傷が付かない段階です。
3段階目は、塗料を強く擦ったり押したりしたときに、塗膜に傷が付かない段階です。
4段階目は、硬化が完了した段階です。

*塗料ごとの乾燥時間は?

下塗りの場合、シーラー系は2~3時間、フィラー系は4~6時間、防水系は16時間程度の乾燥時間が必要です。
そして、中塗りしてから、3~4時間の乾燥時間を経て、上塗りされます。

ちなみに、油性塗料より水性塗料の方が、乾燥時間が長い傾向があります。
それは、油性塗料に含まれる有機溶剤は揮発性が高いからです。

□乾燥時間から見る外壁塗装にぴったりな季節とは?

外壁塗装にぴったりな季節を考える前に、乾燥するのに必要な条件を確認してみましょう。
乾燥時間は、気温や湿度の影響を受けます。
例えば、5度未満の気温・85%以上の湿度では乾燥しにくいため、厚生労働省による施工ガイドラインによると外壁塗装不可とされています。
そのため、この2つの条件を覚えておきましょう。

さて、乾燥時間から見る外壁塗装にぴったりな季節をお伝えします。
その季節は、春と秋です。
それは、乾燥するために適切な気温や湿度を満たす日が多いからです。
ただし、塗装会社の繁忙期であるため、予約を取るのが大変かもしれません。

もし冬に塗装したいとお考えの方は、乾燥時間が長引きやすいことに注意しましょう。
先ほどご紹介した気温や湿度の条件を満たしても、乾燥しにくい可能性があります。
そうなると、計画より工期が遅れてしまい、その分の費用がかかってしまいます。

反対に、夏に塗装したい方は、窓を閉め切る必要があることに注意しましょう。
エアコン室外機の周りを塗装する際は、エアコンが使えなくなることがあります。
気温が高い分、乾燥時間は短くなりますが、空調管理しにくいことは難点です。

□まとめ

乾燥時間は、塗料ごとに異なります。
そして、その乾燥時間は目安であるため、気温や湿度、季節を考慮する必要があるでしょう。
他にも外壁塗装について疑問のある方は、ぜひ当社までご相談ください。
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