2022/11/10
決して安くない足場代は、節約できるのかを確認しておきたいところでしょう。
そこで今回は、足場なしでも屋根塗装できるかを解説します。
□足場なしでも屋根塗装できるの?
屋根塗装において、基本的に足場は必要です。厚生労働省の労働安全衛生規則によると、事業者が2m以上の高さがあるところで作業するとき、作業者の墜落の危険があると考えられる場合は、作業者の安全を守るために足場を設置する等の必要があります。
2階建ての場合、屋根の高さは6~8mであるため、基本的には足場なしでの屋根塗装は違法です。
しかし、「作業者の墜落の危険」がないと考えられる場合は、足場なしでも屋根塗装できることがあります。
例えば、水平な屋根である陸屋根での作業は、一般的な屋根より危険を伴いません。
そのため、屋根塗装における足場の必要性は、作業者が墜落の危険があるかないかで判断できます。
ちなみに、足場を設置しない無足場工法という方法があります。
この方法では、高所作業車やゴンドラに乗りながら作業します。
ただし、あまり作業効率が良くなく、足場を設置するよりコストがかかってしまうことに留意しておきましょう。
□足場なしで屋根塗装するメリットとデメリットとは?
*足場なしのメリットについて
まずは、コストを抑えられることです。足場なしでは、設置費用や、足場に取り付けるメッシュシートの費用がかかりません。
次に、作業しやすい場合があることです。
足場の組みにくい場所があるときは、ロープを使う方が容易なことがあります。
また、防犯面で役に立つことです。
泥棒が、設置された足場を使って、家に侵入するケースがあります。
しかし、足場がなければ、そのような心配は不要です。
*足場なしのデメリットについて
まずは、作業効率が良くないことです。ときには足場なしの方が作業しやすい例外はあるものの、基本的には足場なしはできあがりに悪い影響を与えます。
足場があると、安定して作業できるだけでなく、塗装に必要なものをそばに置けます。
そのため、足場なしの屋根塗装では、塗装に集中しにくいかもしれません。
また、近隣トラブルに発展する可能性があることです。
足場に取り付けるメッシュシートは、高圧洗浄や塗装する際に、それらを周りに飛ばさないための役割を担っています。
足場なしで屋根塗装すると、近隣住宅に水や塗料が飛び散り、トラブルを引き起こしてしまうかもしれません。
□まとめ
基本的には、足場なしの屋根塗装は違法です。作業者の墜落の危険がないことが分かると、足場なしでもできます。
ただし、足場がないと、作業効率を下げたり、近隣トラブルを引き起こしたりすることがあるため、そのデメリットについても考慮すると良いでしょう。
- 外壁にひび割れ(クラック)がある
- 壁に触ると白くなる(チョーキング)
- 新築で家を建てて10年以上経つ
- カビやコケ、サビがある
- 塗装が剥がれている
一般的な塗り替え時期は7~10年といわれております。
紫外線や風雨から建物を守る外壁は、長年さらされ続けることで徐々に劣化していきます。
住まいの美観を守ることはもちろん、『住まいを守る』ために定期的な外壁塗装が大切になります。
- 雨漏りがする
- コケやカビ、サビがある
- 屋根が色褪せてしまっている
- ひび割れがあるなど
10年以上メンテナンスをしていなかったり、築年数が20年を超える場合、屋根が劣化していることがほとんどのため、早めの対策が必要となります。
シーリング/防水工事は、住まいへの水の侵入を防ぐため必要です。
外壁・屋根塗装と同様、防水工事をしっかりと行っていれば、雨漏りなどに悩まされず、
建物の劣化も起きにくい健康な建物を維持できます。
屋上・屋根、ベランダ・バルコニー、共用廊下や共用階段など様々な部位に施工がされているため、10~15年のサイクルで防水工事を行うことをおすすめいたします。
砂田塗装では、現地調査はもちろん、施工前にお客様のお悩みやご要望をしっかりと丁寧なカウンセリングでお伺いし、失敗しない最適な施工プランをご提案いたします。
必ず施工プランとお見積りを丁寧にわかりやすい説明でご説明するようにも心掛けておりますので、塗装工事が初めての方でも安心してご利用いただいております。
一般住宅/マンション/商業施設/店舗の塗装・防水工事のことなら当社にご相談ください。
国家資格を持った確かな技術

当社は国家資格である一級塗装技能士を持った職人がお客様の施工を担当いたします。一級塗装技能士は実務経験7年以上の職人が、実技・筆記試験に合格してやっと得られる国家資格です。
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