2022/11/14
耐用年数を超えると、塗装の状態はどうなるのでしょうか。
この記事では、屋根塗装を前提として、耐用年数や、耐用年数を超えたときの屋根塗装の状態をご紹介します。
□塗料別の耐用年数をご紹介!
屋根塗装に使われることが多い塗料について、その耐用年数をご紹介します。
ここで、メーカーによって塗料の耐用年数は異なるため、参考程度にとどめていただけると幸いです。
3年~5年が耐用年数の塗料は、アクリル樹脂系塗料です。
単価は低めであるものの、耐用年数の短さは気になるところです。
5年~7年が耐用年数の塗料は、ウレタン樹脂系塗料です。
汚れを防いだり、施工をしやすくしたりするのに優れた塗料です。
7年~10年が耐用年数の塗料は、シリコン樹脂系塗料です。
たくさんの色があり、耐久性に優れています。
10年~15年が耐用年数の塗料は、フッ素樹脂系塗料・無機塗料・ピュアアクリル塗料・光触媒塗料です。
耐用年数が長い分、塗料の単価は高めです。
□耐用年数を超えると屋根塗装の状態はどうなる?
第1に、チョーキング現象が起きることがあります。紫外線や雨に当たった塗料は、その成分の一部が分解されてしまいます。
そのため、屋根材の表面に白い粉が浮き出てきます。
こうなると、耐久性や防水性に影響が出てくるので注意しましょう。
第2に、コケやカビが生えることがあります。
こちらも、屋根の防水性に影響を与えます。
また、カビが大量に発生すると、人体に悪影響を及ぼす危険も出てきます。
第3に、屋根材の表面がひび割れることがあります。
屋根材に浸入した雨水が、膨張と収縮を繰り返すことで、ひび割れが起きます。
第4に、塗装が剥がれたり反ったりすることがあります。
そうなると、屋根材は外部からの影響を受けやすくなってしまいます。
第5に、さびることがあります。
屋根材に、クギやナットなどの金属でできている部品を使うと、それがさびる可能性があります。
さびることで、穴が広がって、それらの部品本来の役割を果たせなくなってしまうでしょう。
金属の屋根材を使っていると、屋根材全体がさび付きやすくなっています。
□まとめ
まずは、塗料別の耐用年数についてご紹介しました。塗料によって耐用年数や単価が大きく異なることを、改めて注意しましょう。
また、耐用年数を超えると屋根塗装の状態はどうなるかについてもお伝えしました。
屋根塗装がご紹介した状態になっている場合は、早めに、かつ適切に対処する必要があります。
- 外壁にひび割れ(クラック)がある
- 壁に触ると白くなる(チョーキング)
- 新築で家を建てて10年以上経つ
- カビやコケ、サビがある
- 塗装が剥がれている
一般的な塗り替え時期は7~10年といわれております。
紫外線や風雨から建物を守る外壁は、長年さらされ続けることで徐々に劣化していきます。
住まいの美観を守ることはもちろん、『住まいを守る』ために定期的な外壁塗装が大切になります。
- 雨漏りがする
- コケやカビ、サビがある
- 屋根が色褪せてしまっている
- ひび割れがあるなど
10年以上メンテナンスをしていなかったり、築年数が20年を超える場合、屋根が劣化していることがほとんどのため、早めの対策が必要となります。
シーリング/防水工事は、住まいへの水の侵入を防ぐため必要です。
外壁・屋根塗装と同様、防水工事をしっかりと行っていれば、雨漏りなどに悩まされず、
建物の劣化も起きにくい健康な建物を維持できます。
屋上・屋根、ベランダ・バルコニー、共用廊下や共用階段など様々な部位に施工がされているため、10~15年のサイクルで防水工事を行うことをおすすめいたします。
砂田塗装では、現地調査はもちろん、施工前にお客様のお悩みやご要望をしっかりと丁寧なカウンセリングでお伺いし、失敗しない最適な施工プランをご提案いたします。
必ず施工プランとお見積りを丁寧にわかりやすい説明でご説明するようにも心掛けておりますので、塗装工事が初めての方でも安心してご利用いただいております。
一般住宅/マンション/商業施設/店舗の塗装・防水工事のことなら当社にご相談ください。
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